Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
アスベスト問題-2 ドイツ連邦環境省HPから
11月20日、私たち「ストップ・ザ・アスベスト西宮」をサポートして
くださっている弁護士の方々が所属している環境法律家連盟主催で
勉強会が開かれた。冒頭、講演された、大阪アスベスト弁護団の
弁護士小林邦子氏は、

「共に闘っていた被害者の方々の訃報が
日々入ってくる。ついこの間、一緒に話していた方々が、亡くなってゆく。
これが、アスベストが、静かな時限爆弾だと言われる所以だ。」

と語っていた。まだまだ知られていないアスベストの恐ろしさを、
多くの人々に知ってほしい。


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どんな製品と建材がアスベストを含有している可能性があるのか
何が特に問題なのか?

禁止される以前、アスベストは長期使用される建造物やその他にも多用されたので、今日でも広い意味での環境、居住環境、住まいの中、さらに家庭用品そのものの中に存在している。そのため、その使われ方に正確に目を向ける必要がある。基本的に、アスベストは、アスベスト繊維の飛散性製品と非飛散性製品とに分けることができる。

飛散性アスベスト

飛散性アスベスト製品とは、最大60%以上の含有率のあるもの。すなわち、1m³あたり1,000kg以下の密度を持つもの。特に問題なのは、吹付けアスベストである。吹付けアスベストの場合、繊維が震動、老化によって簡単に空中に分散されてしまう。濡らした作業では20〜40%を含有するが、乾燥した作業では90%含有する。この吹付けアスベストは、工場建設やその他の大型建築において使用されてきた。特に、基礎的鉄骨構造物を熱や火災から守るために使われた。この吹付けアスベストこそが、改築・再開発で費用が嵩む要因となっている。

しっくい塗り(モルタル塗り)や軽量建築用材(屋根や壁やラジエーター)、電気配線(蓄熱式電気ストーブ、暖房用ボイラー、トースターやヘアードライヤー、アイロンのような家電の内張り)において使われているアスベストも飛散性の可能性がある。蓄熱式電気ストーブの場合、アスベストは絶縁材と火災防止のために使われてきた。特に、1960年代から、ビニールフロア材(クッション・ビニール材)が90%飛散性アスベストから出来ているアスベスト含有板紙を使うようになる。そうなると、当然、様々に異なるフロア材の相違を見分けることが、専門家にとってさえも簡単ではなくなる。クッション・ビニール材は、ひと目見ただけでは、アスベストを含有していないジュート織りフェルト裏面を持った塩ビ系フロア材と見間違えてしまう。


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このビニールフロア材。アスベストが全面禁止された2006年以前の前に
建てられた建築物のほとんどすべてに多用されていることを考えると、
その解体時に、アスベストの暴露から身を守ることが難しい
ことがよく解る。

にもかかわらず、なのか、だからこそ、なのか、私たちが訴訟を起こした、
夙川短大解体では、市役所の職員が検査に入った時点で、すでに、
すべてのフロア材が撤去されていた。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:03 | - | - |
アスベスト問題-1 ドイツ連邦環境省HPから
ドイツでは、アスベスト問題はどのように考えられ、対処されているのか。
気になって、連邦環境省HPへ行ってみたら、参考になる資料があったので、
訳し、少しづつメモすることにした。

参照
http://www.umweltbundesamt.de/themen/gesundheit/umwelteinfluesse-auf-den-menschen/chemische-stoffe/asbest

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アスベスト

ドイツでは1993年に禁止されるまで類を見ないほど多く使われた素材

アスベストとは何か?

化学的に安定している。熱に強く燃えない。弾力性に富み、引っ張り強く、他の素材との結合も良い。1930年来、高層建築の壁、乗り物のパッキングやクラッチ、高温の負荷がかかる、あるいは化学的負荷がかかるガスケットやモールディング・コンパウンドなど、多数の製造物に使われてきた。

なぜアスベストは危険なのか?

アスベストはガンを引き起こす素材である。微細な繊維に分散するため、簡単に吸い込んでしまいやすい。吸い込まれた繊維は、肺に長期間に渡って留まり、組織を刺激し続ける。そのような組織の傷による肺の硬化、即ち石綿肺は1936年にすでに職業病として認識されていた。今日では、アスベスト繊維に高い頻度で晒される職場で、繊維が肺を刺激することによって肺ガン、あるいは繊維が胸膜や腹膜へと移動することによって肺胸膜と腹膜の腫瘍である中皮腫を引き起こすことが分かっている。
潜伏期間は長く、30年に及ぶこともある。1990年代になっても依然として、アスベストに起因する職業病と認定された傷害保険の申請数が、傷害保険申請数全体のかなりの部分を占めていることも、そのせいであると説明がつく。過去数十年、毎年平均3,000件の新たな申請数があり、その中で、1,000件はアスベストに起因する職業病と認められてきた。このテーマについて更に情報が欲しい場合は、インターネットでドイツ法定傷害保険労災防止協会(die Institut für Arbeitsschutz der Deutschen Gesetzlichen Unfallversicherung)HPを参照。

いつどこに、アスベストは含まれていたのか?

1930年来、他の素材に比べ、最も多量に使われてきた素材。1950〜1985年までで4,400,000(4百40万トン)に及び、3,000以上の製品に加工されてきた建材。特に、1960年〜1970年まで東西ドイツにおいてアスベストを含む建材で多数の建造物が建てられた。主としてアスベストセメントが多用された。1993年来、アスベスト及びアスベスト含有製品の製造、流通、使用は禁止となっている。


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日本で全面的に使用禁止となったのは、2006年からである。






| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベストについての勉強会
今週末、西宮市甑岩町の甑岩神社会館において、弁護士の方々主催の
アスベストについての勉強会が開かれます。

少しでも興味のある方は、是非とも勉強会に参加してください。

以下は、私たちの裁判を担当してくださっている弁護士の方から
勉強会についてのメモです。参考になさってください。

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11月20日(日)午前10時〜 
越木岩神社会議室をお借りして
環境問題に取り組む弁護士の集まりである環境法律家連盟で
解体アスベスト問題の現地勉強会をします。

・西宮こしき岩アスベスト裁判からは
代表から提訴までの苦労や裁判への思い
ストップ・ザ・アスベストの取り組みについて
・神園町の自治会長からは
自治会が積極的に関わり、解体をした事例として
夙川中高の解体工事の話
・アスベストの被害を知ろうということで
泉南アスベスト訴訟、建設労働者のアスベスト訴訟を担当されている
小林邦子弁護士からは被害者が直面する困難についての話

など内容は盛りだくさんです。
みなさんにも、交流や勉強をかねてご参加いただき、現場の住民の
声を全国から集まった弁護士(20人ほど)にお伝えいただけたらと
思います。
お時間ご都合のつく方はぜひ、ご参加ください。

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もっともっと勉強会を重ねて、アスベストを知る必要があります。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

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