Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
安保法制違憲・差止訴訟と『赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』 伊藤真著
2016年9月29日 東京地方裁判所において、安保法制違憲・差止訴訟裁判の
第一回口頭弁論が行われ、その後、参議院議員会館において、報告集会が
開催された。自分が参加できたわけではないが、IWJの報道において、
全編見ることができた。

報告集会では、冒頭、寺井一弘弁護士の説得力ある挨拶があった。

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傍聴席は満席で、傍聴券を得られない人々がたくさんいた。
ヒットラーは、「人々は理解力は少ないが、忘却力は大きい」と
語って、大衆を操作していった。忘却との戦いが私たちにとって大事だ。
テレビでは、全国的に、東京の豊洲問題が報じられているが、
何らかの圧力があるのではないか。
自民党本部は、昨日、全国47都道府県に対し、あの悪名高い自民党改憲草案を
たたき台に憲法を議論する場を設けるように、という通達を出した。
これによって、国民運動を造成してゆく、という指示を出した。
あの改憲草案は、思想において、本質において、内容において、
現在の平和憲法とは、全く質が異なるものである。自民党内部にも
異論のあるものである。しかし、マスコミ関係者によれば、安倍さんに
異論を唱える者は全くいないという。
今日、原告3名の方々の話を伺い、弁護士仲間でも難しいといわれた
この訴訟を起こして本当によかった、と思う。
今後、全国でこの訴訟の準備が進んでゆく。全国の市民、弁護士の方々と
共に闘ってゆきたい。

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なお、今回、意見陳述された原告の3名の方々とは、次の方々である。

志葉玲氏(戦場ジャーナリスト)
金田マリ子氏(東京大空襲被害者孤児)
富山正樹氏(自衛官を息子に持つ父)

同じく弁護士の伊藤真氏から、自民党改憲案を学ぶために
『赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』大月書店 の紹介があった。
私もすでにPDFで、現行憲法対照付きの改正草案をプリントしていたが、
明日にでも、書店で『赤ペンチェック』を見てみたいと思っている。
税込み1,080円ということだ。

法律の専門家でもなんでもない私たちに、
解りやすく、自民党の改憲草案の悪質さを学ぶことができる指南書が
どうしても必要だ。

なお、現行憲法対照で改憲草案を英語に翻訳しているのは以下のサイトだ。

http://www.voyce-jpn.com/ldp-draft-constitution

| Till*eulenspiegel | 日本-Japan | 02:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子著
9月26日、国会が始まって、安倍首相の所信表明演説の際に、首相が
海上保安庁、警察、自衛隊を称えるために、約10秒間にわたって、演説を
中断し、拍手をする一幕があった、と聞いて抱いた思いを
メモしようと思う。

もともとこういう素質を持っていた国だ。もともとこういう人々を
孕んでいた国だ。だから、太平洋戦争は起こった。だから、敗戦ではなく、
終戦で、そして、今に至った。

敗戦を覆い隠し、南京虐殺を覆い隠し、
従軍慰安婦の女性たちを覆い隠し、731部隊を覆い隠すために、
国(国体)にとって不都合な真実を覆い隠すために、
歴史教育は軽んじられてきた。

私たちは学ばなければ。歴史を学ばなければ。
過去を学ばなければ、間違いなく、過ちを繰り返してしまうだろう。

学ぼう。歴史を学ぼう。そして、自分たちが変わっていこう。
過ちを繰り返さないように。


| Till*eulenspiegel | 日本-Japan | 02:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
開発協力大綱
これはまだまとまらないサブジェクトです。
本来、もう少しまとめてから投稿すべきものですが、
どこに行き着くのか全くわからず、少しづつ、探し、読んだ文章を
メモする形で残しておきます。一人でも多くの人々と知識を
共有できれば、という思いでメモします。

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ほんの数年前から読み始めたばかりの雑誌『世界』で、
ずっと気になって注視していたのは、国際ジャーナリスト谷口長世氏の
文章だった。

氏の論考一つ一つから多くを学んで、それをすべてメモしたいほどだが、
今、とても気になっているのが、昨年(2015年)10月19日、安保法制
成立一ヶ月後に行われたシンポジウムで谷口長世氏が行った短い
スピーチのことだ。

安保法制は成立したが、それに歯止めをかけることこそ、今後
すべきことだ。JICAに気をつけて欲しい。2015年2月10日に閣議決定
された開発協力大綱(ODA大綱からの変更)によって、外務省のいかなる
チェックもなく、JICAは独自の判断で資金を使うことができるようになった。
皆さんの税金が他国の軍隊に流れる可能性がある。

このような主旨のことを語ったのだ。

よく知られているように、JICAの理事長は北岡伸一氏だ。

| Till*eulenspiegel | 日本-Japan | 03:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
新もんじゅ訴訟 第4回口頭弁論とその報告会
第1回〜第3回まで仕事で参加できなかった新もんじゅ訴訟(9月7日)に、
初めて原告として参加した。全く初めての経験で、裁判所、法廷という
場へも初めて入った。裁判長、判事、被告側(国)弁護士の
人々の顔をずっと見ていた。残念ながら、被告の国側の人々
(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)はほとんど
顔を上げることはなかった。

原告側の若手の弁護士の方が、チェルノブイリと福島での事実をもとに、
90ページの準備書面を用意されたとのことだったが、冒頭、裁判長自身が
「裁判長が交替したこと」を述べ、傍聴席に「聞こえますか」と尋ね、
原告側の弁護士が短く主張し、被告側の弁護士が短く答え、裁判長が
「チェルノブイリと福島ではなく、もんじゅの事故について」
シミュレーションするように、と短くコメントして、あっという間、
20分くらいで終わった。

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その後の記者会見と報告会では、もんじゅについてのDVDの上映があった。
あらましを、メモから書き写しておくことにする。

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プルトニウムを運ぶ船の名前は、あかつき丸。

もんじゅには常にプルトニウムが 1.4 トン。
  冷却のためのナトリウムが 1,700 トン。

ナトリウムは小指の先ほどの量でも、水に触れると発火し、爆発する。

ガラスは薄ければ薄い程、熱の変化に強い。だから、原発(もんじゅ)の
配管は薄い。熱には強いが、外から加わる圧力に弱い。
熱を重視し、地震対策を緩めた設計になっている。
(メモには特性インピーダンスとある)

もんじゅは、広島・長崎に落ちた原爆(戦争のための核利用)と
原子力発電所(核の平和利用)との中間にあり、原子力発電所が
進化したものではない。従って、暴走しやすく、避難訓練は意味が無い。


報告会では、河合弁護士から、この裁判は、流動的であることを
認識する必要がある。もんじゅの廃炉だけを考えていてはいけない。
高速増殖炉と再処理、この二つは最初からともにあった。再処理も
考えていかなければならない、との報告があった。

さらに民事での事情変更の原則がある、という指摘もあった。

原告団の他の代表の方からも
8月末、NHKの原発関連の解説者が一様に、もんじゅを廃炉にすべき
と言ったが、再処理については決して否定しなかったことが指摘された。
おそらくは、政権側の意向を表したものであろう、ということだった。

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傍聴席が満席になるほどではなかったが、想像したよりも多くの人々が
傍聴していたし、報告会にも多くの人々が参加していた。
その中に美浜原発反対運動の方がいらして、次のように語ったことは
ずしっと心に残った。

「たった一人で、反対のビラ配りをしていた時、目の前に、スーツ姿で
アタッシュケースを持った紳士が立ち、自分は原燃の人間だが、
なんとか美浜原発を止めてほしい、と語った。原発に携わる人々の中にも
反対の人々がいる。」


記者会見で質問したのは、読売新聞の一社のみ。ありふれた質問で
メモに残っていない。

| Till*eulenspiegel | 原発−Atomkraftwerk | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
追悼 加藤紘一氏 Videonews.com から
大事な人がまた一人、亡くなった。
現在、無料公開中のこの Video は、2004年のものだが、もちろん
すべてが現在2016年と繋がっている。その後、加藤紘一氏を
首相にできなかった日本。今の安倍首相を選んだ日本。選び続けている日本。
そこにも、繋がっている。

ゆっくりと、味わい深い語りに氏の内実が現れているように思う。
大店法の話、ハンバーガーの話、難しくなりがちな問題を、
身近な話題に引きつけて語る加藤氏の言葉を聞いて欲しい。

特に神保氏の最後の質問に、嬉しそうに答える加藤氏の言葉を
聞いて欲しい。

私たちが駄目だったのだ、大事な人を大事にしなかった私たちが、
本当に駄目だったのだ。この過ちを二度と繰り返さないために
聞いて欲しい。


「この(加藤政局後の)二年で加藤紘一を変えたものは何ですか?」

http://www.videonews.com/marugeki-talk/162/

| Till*eulenspiegel | 日本-Japan | 03:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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