Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
私は寛容の大ファン 3
- とはいえ、新しいことを目の前にすると不安を抱えてしまう人間も
 います。彼らが、月曜ごとに路上を行く人々なわけではありません。
 そのような人々に対しどのように接するべきでしょうか?

「彼らがこのような不安に駆られることを当然と認めざるを得ません。不愉快さを表明することも許されてしかるべきでしょう。しかし、どのようになされるか、それが問題です。人々が抱くあらゆる心配や不安に対してすら、人々は感情移入をも示すべきだろうと、私は考えます。

苦境に陥ったり、戦争が起こった時には、誰もが家族と共に逃れるでしょう。もちろん、ドレスデンやエアフルトで、ペギダや AFD ( ドイツのための選択肢 )のために路上を行く人々が皆ナチスだというわけではありません。しかし、そのような人々はナチスの尻馬に乗っているのです。そしてそのことを彼らにはっきりと分からせることが必要です。

私は寛容の大ファンです。しかし、人種差別的な人はもちろん、不寛容な人ですら決して大目に見たりはしない。人を踏みつけにすることはどんな時もみっともないことです。この点では、いつだって私は反対するし、いつだって大声を上げます。」

- 貴方はいつも他者のために全身全霊を持って取り組まれています。スケジュー ルも満杯です。自分自身のためにはどうしていらっしゃいますか?

「音楽を演奏しています。家でも演奏しています。歌い、ピアノを弾いています。それに読書も大好きなんです。貴方がしていることと同じことです。」

- 近距離交通を利用されますか?

「いいえ、滅多に乗りません。市内は多くの場合自転車です。でも、ライプツィヒ市内にソーシャルチケット(ライプツィヒ-パス-モバイルカード)があるのは本当に良いことだと思います。あって当然というものではないと思います。」

- 最後の質問です。ライプツィヒ市内で、貴方のお気に入りの場所はどこですか?

「大好きでよく自転車を走らせるのは、アウバルトです。コスプーデーナー湖にも行きます。自転車で行けるんですよ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*アウバルト -- かつては針葉樹林帯だったが、幾度も洪水にあった後、人々の手によって、広葉樹林帯となっている、ライプツィヒの一画。以下のウィキペディアのサイトの画像で様子が見れる。日本由来の鹿が生息している、と書かれている。それにバイソンも。

https://de.wikipedia.org/wiki/Leipziger_Auwald

 
*コスプーデーナー湖 -- ライプツィヒ南部の人工湖

https://de.wikipedia.org/wiki/Cospudener_See


Mein Fahrrad 「ぼくの自転車」をアカペラで演奏している動画を見つけたので参考までに。

https://www.youtube.com/watch?v=g2DsC3xHgYU





| Till*eulenspiegel | ドイツ-Deutschland | 23:39 | - | - |
私は寛容の大ファン 2
- あなたは、ライプツィヒ・クラージュ・ツァイゲン(ライプツィヒ
 で勇気を示そう)、いわゆる反レイシズムフェスティバルの発起人の
 一人でいらっしゃいます。
 これは、1998年に始まり、現在は以前よりずっとアクチュアルに
 (時局にかなったものに)なっているように思われます。

「はい。もうかなり長いこと続いていますね。その間、人々は私に、なぜこれを続けるのか、と何度も何度も尋ねました。なんだかんだ言って、1990年代の始めほど悪くはないということにしておきましょう。その頃は、NSU(ナチ・アンダーグラウンド)が起こった頃で、私たちには、多くの人々が思っている以上に、私たちはアクチュアルだということが分かっていたんです。現在ももちろんそうです。

- あなたにとって、目下の状況はどのようなものですか?

「難民よりも、この状況を受け入れている一般の態度のほうに不安を感じる。政治が互いに罪をかぶせ合っているのを、不審に思っている。このことが、多くの人々を不安定にしている。加えて、特にこの東ドイツで、私はこんな風に願っているんです。つまり、(東西ドイツ再統一を目前に控えた)1989年ドイツ民主共和国での政治的方向転換の時期( Wendezeit )とは一体どのような状況だったのか、を人々に思い出して欲しいということです。」

「当時、多くの人々は、現在の経済難民と呼ばれるだろう人々で、彼らは西側で諸手を挙げて受け入れられた。そして、今日、とりもなおさず、このザクセンから、本当に恥ずかしいシグナルが発せられている。ちょうど、ニューヨークにいた時、CNNのニュースで Montag Abend (月曜晩のデモ)を見ました。そこには、ドレスデン−ナチの町、とありました。その時、私は考えましたよ。一体ここザクセンでは何が起こっているのか? どれ程遠くまで来てしまったのか? ここまで大きくなってしまったその共犯者は、ザクセンの州政府、政治、そして司法だと。」

「毎年、ドレスデン爆撃の記念日(2月14日)に、ドレスデンではナチパレードが行われて、平和のためにそれに反対した人々が犯罪者とされると、多くの人々はそれを見て見ないふりをしてきた。そして、私自身も恐ろしくて、敢えてそうしていたんです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ライプツィヒとドレスデンは、旧東独のザクセン州を代表する2大都市で、両市の中心部に位置するケムニッツ市からドレスデンへは、西に電車で1時間、ライプツィヒへは東に電車で1時間という距離である。それぞれ都市部を過ぎれば、のどかな田園風景、森林風景が続き、時々、巨大な風力発電の風車が見える。

Leipzig Courage Zeigen に関しては以下がオフィシャルサイト。

http://www.leipzig-courage-zeigen.de/index.php?id=6


2015年4月30日の Leipzig Courage Zeigen のクロージングでセバスチャン・クルムビーゲルが歌ったという "International" Kein Mensch ist illegal. 「不当に扱われていい人間などいない」の動画を探していて、同年1月12日の No Pegida/Legida Demo の際の動画を見つけたので、参考までに。

https://www.youtube.com/watch?v=bZZx0EPnBOA


第二次世界大戦末期の 1945年 2月13〜15日、イギリス軍を主とする連合軍によるドレスデン戦略爆撃で、エルベ川のヴェニスと言われたこの町は徹底的に破壊された。人々は少しずつ町を元通りに再建する努力を重ね、2005年に、60年の時を経て、聖母教会が元通りに再建されたことは、記憶に新しい。現在も、ドレスデンでは、ヴァレンタインディを祝う人はいない、と聞くが、他方、毎年ナチスのパレードが行われていたとは。探したら、2015年のパレードが。

https://www.youtube.com/watch?v=JymWHUL5Tp0








| Till*eulenspiegel | ドイツ-Deutschland | 02:36 | - | - |
私は寛容の大ファン 1
中央ドイツ交通局の機関誌 "Hin & Weg" 『向こうへ』で、
ライプツィヒ出身のグループ「プリンツェン」の主要メンバー、
ゼバスチャン・クルムビーゲルがインタビューに応じて次のように語った。

- クルムビーゲルさん。プリンツェンが新しいレコードを出しました。
 個人的に気に入っている曲はどれですか?

「新しいレコードを出した時、いつも難しいのはそのことですね。
どの曲もすごくいいと思っているから。それは、母親に向かって
どの子どもが一番好きかと質問するのと同じなのです。我々メンバーは皆、
このレコードで打楽器以外の楽器を一切使わなかったことを、
とても嬉しく思っています。ただ声だけ。そして、打楽器だけです。
これが、今度のレコードの本質なんです。」

- しかし、大ヒット曲の中には、気に入っている曲があるでしょう。

「いいえ、そうとも言えません。幸いなことに、私たちには人々がよく
知っている大ヒット曲がたくさんあります。ツアーの前になると、
私たちはいつもどの歌を演奏するか、しないかで、よく言い争いに
なります。けれども本物のヒット曲では一致し、それをいつも演奏する
のです。来年のツアーでもそうなるでしょう。」

- お気に入りのバンドはありますか?もちろん、プリンツェン以外で
 ということですが。

「ええ、いくつかありますよ。私は Beatles の大ファンです。けれど、
Queen も、Blur もすごくいいと思う。若い人達のバンドでは、
Kraftklub や K.I.Z. 、それにオーストリアの Wanda もいいですね。」

- 貴方は、何年もレイシズムや不寛容との闘いに参加して
いらっしゃいます。動機はなんなのでしょうか。

「私はそう育てられたのです。両親は、そのように礼儀をつくし、
感情移入できるように私を育てようとしました。結局、なぜ私は
そんな考え方をするのか、と言われるようになりました。そして、
同じようにそんな考え方を持つ人々がたくさんいることが、とても
嬉しいのです。それが、特に難民の人々に対する多数の積極的な
親切心となって現れているのです。」

- ところで、難民収容所の火災の映像も報じられています。

「はい。これらの映像がとても心配です。この国、私たちの国の
人々が、野球のバットで他の人々に襲いかかる、しかも自分たちとは
違うという理由だけで。私はこのことを危険だと思います。
私たちは、今、非常に用心深くならなくてはならない。というのは、
そのような酷い行為には先だって、言葉があるからです。それは、路上の
様々なデモで聞く言葉だったり、あるいはまた、残念ながら、
トークショーや、いわゆるソーシャル・ネットワーク上で出会う言葉
だったりするのです。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セバスチャン・クルムビーゲルは、1966年ライプツィヒ生まれ。
トーマス教会少年合唱団員だった彼は、現在ソロの芸術家、
あるいはまた、プリンツェンのシンガーとして活躍中。プリンツェンは
ドイツで最も成功を収めたバンドとして、2015年2月から、
"25 Jahre auf Bewährung Tour"「25年執行猶予中ツアー」を全ドイツで
行っている最中である。




参考までに。
プリンツェンの大ヒット曲の1つ Mein Fahrrad 「ぼくの自転車」


https://www.youtube.com/watch?v=jQ6vG0JoG9c


| Till*eulenspiegel | ドイツ-Deutschland | 20:20 | - | - |

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