Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
9月22日 フランクフルター・アルゲマイネ(沖縄・辺野古)
東京特派員 Patrik Welter記者名入記事。

『アメリカ軍基地に対する蜂起』


という強いタイトルで、沖縄住民の新基地建設反対を詳しく伝え、
国連人権委員会での県知事の活動に触れる。

画像は手前に看板を持つ住民の姿。

辺野古新基地   NO BASE   Get out! Marines

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「沖縄は日本の安全保障の生贄にされた」

この県知事翁長氏の言葉は、この島のアメリカ軍基地との数十年にわたる
闘争の恨みを表すものだ。25,000人以上のアメリカ軍兵士が駐留。しかし、
基地の経済効果はこの島全体の経済の 5% にすぎない。日本全土の面積の
0.6% の面積の沖縄に、日本全国のアメリカ軍基地の 74% が集中。
「沖縄と沖縄の住民は差別されている。」(翁長氏)

この闘争は、普天間の空軍基地の移設をめぐる闘いで激化した。
普天間基地は、島の南部、宜野湾市のど真ん中、住宅地に密接する。
2003年当時の国防総省ラムズフェルド氏が、世界で最も危険な基地、と
述べたほど。その1年後、基地に隣接する大学にヘリが墜落。
幸い、夏休み中で犠牲者はなかった。
1996年、日本政府とアメリカとの間で、基地を沖縄内部で移転すること
に合意。それ以前に、3人のアメリカ兵が少女を強姦し、
反アメリカデモも起こっていた。
日本政府は、住民の反対にあって、新基地建設を敢行せずにきた。

2012年、安倍晋三が首相となるや、闘争は激化した。アメリカとの
安全保障関係強化のために、安倍は、普天間から辺野古への移転を敢行。
政府は、準備として埋め立てを始めたのだ。辺野古は、160如二本の
発着滑走路と、1つの港を備える、という。
沖縄は珊瑚と海亀への害を怖れる。

64歳、かつては保守主義者で安倍と同じ政党でもあった翁長氏は
新基地建設阻止を公約し、昨年12月県知事に選ばれた。住民の 70% が
建設に反対している。日々の反対運動があり、5月には、35,000人のデモが
あった。その直後、翁長氏は、ワシントンで冷遇もされた。
アジアへと方向転換するアメリカにとって、沖縄の戦略的意義は、
その位置にある。沖縄は、日本本土の南端から台湾に至る琉球諸島の
一部である。中国は、この島の鎖を、太平洋へのバリケード、と見なす。
沖縄は、朝鮮と中国という、潜在的な紛争の火元に近いのである。

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私達にとっては、すべて既知の事柄だが、
原文の段落もそのままに、全文を端的に訳してみた。
この春から東京の特派員となった記者のリポート。
昨年11月18日付け、Carsten Germis 記者が沖縄選挙を詳しくレポート
して以来の、沖縄に関する記事。

私もWikipedia で読んだくらいの知識しかないのだが、アメリカ軍兵士の
暴行事件に関しては、そのあまりの残忍さに言葉を失う。
特に、私が生まれたころの 由美子ちゃん事件 は、忘れられない。
本土に今生きている人で、この事を知っている人はどのくらい
いるのだろう? この事件の後、親たちが子どもに、由美子という名を
つけることはしばらくなかったという。

| Till*eulenspiegel | 日本-Japan | 09:30 | - | - |
抵抗権
過去のログで、『ベトナム・反対する力』というタイトルを、
『ベトナム・抵抗する力』に替えた。

英語では、protest で、ずっと迷っていたが、今回の市民のデモの動画を
何度も見ながら、Videonews.com で神保氏と宮台氏が語るのを見ながら、
特に、宮台氏の語った、ドイツの基本法に書かれているという「抵抗権」
という言葉を聞いて調べてみて、いつか、日本国憲法で、この「抵抗権」が
私達、市民の権利として認められる日が来ることを願って。

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Wikipedia から

抵抗権とは、人民により信託された政府による権力の不当な行使に対して人民が抵抗する権利。

ドイツ基本法における「抵抗権」

(1) ドイツ連邦共和国は、民主的かつ社会的連邦国家である。

(2) すべての国家権力は、国民より発する。国家権力は、国民により、
    選挙および投票によって、ならびに立法、執行権および司法の
    特別の機関を通じて行使される。

(3) 立法は、憲法的秩序に拘束され、執行権および司法は、
    法律および法に拘束される。

(4) すべてのドイツ人は、この秩序を除去しようと企てる何人に対しても、
    他の救済手段が存在しないときは、抵抗権を有する。



| Till*eulenspiegel | ドイツ-Deutschland | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
教皇フランシスコ 米国議会でのスピーチ
2015年9月24日 教皇フランシスコが、米国連邦議会上下両院合同会議に
臨み、スピーチを行ったと、Democracy Now ! が動画と共に報じている。

『教皇フランシスコ、武器取引の断絶と移民への門戸開放を米議会に要請』

http://www.democracynow.org/2015/9/25/pope_francis_urges_us_congress_to

ゆっくりとやわらかい声で発せられたのは、厳しい言葉だった。

「なぜ、個人と社会に苦痛を与えようと密かに企てる人々に、死をもたらす武器が売られてしまうのか?」

「悲しいことに、その答えは、私たち皆が知っている、すなわち、for money 金のため、それだけです。そしてその金は血にまみれている。多くの場合、無垢な血にまみれている。」

そして、難民、移民の人々の、を問題とするのではなく、個々のストーリーに目を向けるように語った後、あの黄金のルールを思い出すよう求めた。

"Do unto others as you would have them do unto you.

 -人々にして欲しいと、あなたがたの望むことを、人々にもそのとおりにせよ。
 『ルカによる福音書 第6章31節』


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教皇フランシスコはここでスピーチを行った初めての教皇となった
ということだ。どれほど、今が危機の時かがわかる。

ここは、春に日本という国の首相と呼ばれる人がスピーチを行ったところだ。

| Till*eulenspiegel | 世界−die Welt | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
9月18日 フランクフルター・アルゲマイネ(安保法制)
19日未明、可決された安保法制に関するフランクフルター・アルゲマイネ
の記事は、やはり、無記名記事。

http://www.faz.net/aktuell/politik/ausland/asien/abkehr-vom-pazifismus-japan-darf-soldaten-ins-ausland-schicken-13811616.html

画像は・・・・

背景に夜の国会議事堂。手前に安倍ヒトラーのお面の人形。右手を
ハイル・ヒトラーという風にかかげ、左手に何か黄色いスティックの
ような物を持ち、胸に、おそらく

「これより わが軍は 参戦します」

と読める、カードをぶらさげている。
その手前に大きく、

「賛成議員は、落選させよう」

遠くに、赤羽聖書教会の

「殺してはならない」

その他、「属国」と書いたカードも見える。

記事は、市民の大多数の反対を押し切り、金曜から土曜にかけて、
アジェンダを政府が断行したこと、これにより、
集団的自衛権を行使できること、
たとえ自国が直接攻撃を受けていなくても同盟国の戦争で戦えること、
安倍晋三が彼の最重要と掲げる目標の1つを実現したことを伝えている。

毎晩続いた市民のデモについても伝え、ここで特筆すべきは、
野党民主党の福山哲郎氏の名前を挙げ、そのスピーチを、
leidenschaftlich「情熱的な」という形容詞で伝えたことだ。

「あなたたちは、市民を騙そうとし、そして、市民はそれに気づいたのだ。
だから、人々はそれに反対なのだ。」

「確かに、私達はこの闘いに負けた。しかし、同時に勝ったのだ。
政治と人々とがこれ程近づいたことは、かつてなかったことだからだ。」

その福山氏の言葉を、記事担当者は次のように言い換えている。

Nun habe der Kampf um die Demokratie im Lande erst richtig begonnen.

「今、ようやくこの国の民主主義のための闘いが、始まったと、
いうことだろう。」

| Till*eulenspiegel | 反戦-gegen den Krieg | 23:30 | - | - |
『フリーダム・ライダース』ドキュメンタリー映画
『フリーダム・ライダース』に関して、詳しくは述べない。

1961年、白人と非白人との差別が禁止されていたにもかかわらず、
依然として差別が残っていた南部で、白人と非白人が一緒にバスに乗り、
人権を訴えた運動だ。

http://www.nichimyus.jp/2011/05/14/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E5%85%AC%E6%96%87%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E6%98%A0%E7%94%BB-freedom-riders/

上記のサイトに比較的詳しく載っているのと、Democracy Now の
サイトでも説明があるので、詳しくはそちらで確認して欲しい。

http://democracynow.jp/video/20100201-1

問題は、非暴力不服従の運動が、差別でできた法を犯すというところだ。


今回の安保法制に反対するデモに関して、よく、ネット上で

「憲法守れ、という人たちが、警察の人の鎖を犯したり、
柵を壊したりしていいんですかね。」

という発言を目にする。この発言に何がしか、納得できないものを
感じ、言葉を探して彷徨っていた時、この、『フリーダム・ライダース』
について、中野真紀子氏がこのように書いているのに出会った。


非暴力不服従は、無抵抗主義ではありません。

決して融和的でも、遵法主義でもなく、

あえて法を破ることも辞さない対決姿勢です。

この戦術を貫くことがいかに効果的であるかが

よく伝わる感動の物語です。




よくよく、じっくりと考えたいところだ。
歩道にあふれた市民のデモが、道路交通法を破って、車道にも
あふれたとして、柵を倒したとして、先の非難はあたるだろうか。

今日15日の国会前デモを、IWJのライブで見ていた。
あまりの警官の多さに驚く。

しかも、昨日14日のデモでは、警備車両を数珠つなぎのように
配置して、歩道をふさぎ、アイドリングをやめず、排気ガスを出し続けて
いたというのだ。
だだでさえ、デモに参加する市民でごった返していた場所に。

2015年、日本での市民のデモに対する、このような過剰な警備が
なされていることを決して忘れないようにしよう。
これが示しているのは、彼らの恐れ以外何ものでもない、と思う。

彼らとは、もちろん、安倍政権だ。


| Till*eulenspiegel | 反戦-gegen den Krieg | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
『忘れられた皇軍』 NNNドキュメントより
大島渚監督が撮った『忘れられた皇軍』

日本軍の一人として戦った朝鮮国籍の人々の戦後補償を求めての
闘いを映し出しているドキュメンタリーを、NNNドキュメントの
ディレクターが取り上げた。

その中に、大島渚監督が座右の銘としていた言葉が、現在、
監督の墓碑銘となっている、という。


 深海に生きる魚族のように

 自ら燃えなければどこにも光はない



これは、ハンセン病患者であり作家だった明石海人氏の言葉だそうだ。

このドキュメンタリーは、次の大島渚監督の言葉も紹介していた。

 真暗闇の海の底で
 おぼろげながらも 自ら光を発して
 ひっそりと息づいている 深海魚
 このイメージが、長い間
 僕の生きる力となってくれた。
 自己を燈火とし、
 自己を拠りどころとするがよい。
 他のものを拠りどころとしてはならない。
 真理は自分の中に見つけるものだ。

 『失って、得る』  大島渚  より


これらの言葉が、今、支えてくれる。
| Till*eulenspiegel | 映画 - Filme | 13:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
ある投稿
投稿の機会があり、文章をまとめたので、ここにも
メモしておきたいと思う。ここでも書いた、キング牧師の言葉に
支えられての文章である。人の言葉は、多くの人々の言葉に
支えられているのだ、と実感する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)の記者、
カルステン・ゲルミス氏(2010年東京赴任)の記事は、2014年前半だけでも、
読者の意見の多い記事(50件以上)を挙げると、
犯罪の少ない社会と市民の不安(57)、東電の新原発建設(124)、
安倍の原発推進(60)、原発回帰(72)、閣僚の靖国参拝(51)、
少子化と人口減少(51)、後半〜2015年3月まではなぜか一件のみで
政府によるアメリカの教科書への介入(歴史修正主義問題、69)だった。

今年に入ってからは、読者の意見はどれも多くはなかったが、
改憲、従軍慰安婦、IS人質事件、メルケル氏訪日、反原発運動が
テーマだった。いずれも記者名入で、長文で、日本を熟知し、
批判精神と示唆に富んだ記事が魅力だったが、様々な情報によれば、
日本外務省関係者からフランクフルトの本社に直接クレームがあり、
ゲルミス氏は3月末にドイツに戻った。
その後のFAZの記事は、記者名もない短い事象報告書が増えた。

権力を用いて、ドイツの人々からさえも、事実を深掘りする真実の言葉を奪う。
安倍政権の代表的手法が現れていると感じる。これは、最悪の人権侵害、
最悪の不正であり、これが今、日本の私達を覆い尽くそうとしている。

キング牧師は語っている。

「平和は単なる戦争の不在ではない。公正さの存在が平和なのだ。」

今、私達は、至るところで公正さを奪われている、
と感じているのではないか。
戦争に反対し、平和を求める声を、挙げ続けなければ、挙げられない時が
来るのでは、と不安なのではないか。
だからデモに参加するのだ。彼らはその時を狙っている。だから、
声を挙げ続けなければならない。彼らに聞こえるように。
安保法案だけでなく、安倍政権の不正を告発するために。

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投稿する機会が与えられたことに感謝している。
自分が一体、何に怒り、何を訴えたいのか。

一昨日、大阪の靭公園から御堂筋パレードに参加した。
新しいコールがあった。

「自衛隊員の生命を守れ」「自衛隊員に人殺しさせるな」
「僕達の暮らしと権利を守れ」

私がひときわ心をこめるのは、
「誰の子どもも殺させない」

そして、周囲の人々も私も思い切り声を出していたのは、
「憲法」+「守れ」、「安倍は」+「やめろ」。そして、

「民主主義ってなんだ」+「これだ」だった。


| Till*eulenspiegel | 反戦-gegen den Krieg | 10:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
830 大阪扇町公園デモ
この群衆の中にいたので、こんな様子とは知らなかった。
ネットからもらってきた画像。

背後のレゴブロックのような建物は関西テレビ。カンテーレ。

これをまともに報道しない報道機関は、もはや報道機関では
ないと思う。


巨大なレゴブロックのような関西テレビとデモ「戦争アカン」を掲げる人々


動画は以下参照。

https://www.youtube.com/watch?v=9jT5D4r9gx0
| Till*eulenspiegel | 反戦-gegen den Krieg | 23:25 | - | - |
830 大阪扇町公園デモ
8月30日、大阪扇町公園でのデモに参加した。

JR天満から天神筋商店街を通って、扇町公園へ
ものすごいボリュームで街宣車のアナウンスが聞こえてきた。
通りがかりの初老の男性が、

「あれは、右翼じゃない。自民党が雇った暴力団だよ。」

扇町公園は、巨大なレゴブロックのような関西テレビビルのすぐ隣。

なるほど。60年安保の時も、岸首相は暴力団を使って、デモを
鎮静化しようとした、と聞く。というか、自衛隊に
出動するよう要請し、時の隊長が断ったとか。

多くの人が集まった。主催者発表で、2万5000人。
公園が人で埋まったよね。
だから、国会前が3万人のはずがない。

けれど、関西テレビは一切報道しなかったということだ。



| Till*eulenspiegel | 反戦-gegen den Krieg | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

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