Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
ケムニッツ関連1−ハンス・ゲオルク・マーセン
その後、19日になって、8月26日未明にケムニッツで起きた殺人事件の
容疑者の一人、22歳のイラク人男性が、目撃者もなく、凶器のDNA鑑定
からも全く事件に関与していなかったとして、釈放されたという報道が
あった。さらに、別の容疑者が一人、容疑者として追われていると
いうことである。

この殺人事件が、極右の人々によって悪用されて、扇動的なデモや暴動に
つながったわけだが、19日付けの SZ Sueddeutsche Zeitung
『南ドイツ新聞』によれば、連邦議会で第3政党となったAfDの幹部らは、
AfDが、例えばフーリガンの Kaotic Chemnitz などの極右団体と
混同されることを嫌がり、今度デモをする際の注意点などを、AfD組織に
通達したようである。

また、ドイツ国内の極右団体がこのころ、ケムニッツに集結していたという
文章も読んだ。極右的な動きとザクセン、そしてケムニッツ(ドレスデンも)
との関係から目が離せない状況が続いている。

この状況に関連し、連邦政府に問題が生じた。
連邦憲法擁護庁の長官である、ハンス・ゲオルク・マーセンが、
ケムニッツで撮られた動画に疑義を表明したこと、それを内務大臣の
ゼーホーファーが容認したことである。
連立政権からは、マーセンの解任を求める声がやまず、メルケル政権
は18日、マーセンを解任したものの、内務省次官に任命する人事を
発表した。記事によると、給料も上がるということだ。

連立政権から、さらなる非難が起こっているようである。

以下、フランクフルター・アルゲマイネの18日13時57分発表の
レベッカ・ロライ氏の記事から。


http://www.faz.net/aktuell/politik/inland/hans-georg-maassens-umstrittene-entscheidungen-im-ueberblick-15793951.html?GEPC=s2


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スキャンダルが無い年はなかった

今日、ハンス・ゲオルク・マーセンが連邦憲法擁護庁長官を解任される
という。マーセンにたいする批判はケムニッツでの事件の後、ずっと
続いてきたのだ。しかし、これは単に彼に対する最も熟慮の欠けた、
かつ問題含みの決定であると言うしかない。振り返ってみる。

2012年8月1日、ハンス・ゲオルク・マーセンが連邦憲法擁護庁の長官の
職に就いたときから始めなければならない。当時、彼はこう告げた。
「憲法擁護庁の失われた信頼を再び回復するつもりである」と。
なぜか?なぜなら、12年間この職にあった彼の前任者である
ハインツ・フロムがその信頼を失わせたからである。

2011年、3人の右翼のテロリストたちが9人の移民と一人の警官を殺害して
いたことが明らかにされた。(NSU事件)連邦憲法擁護庁はこの事実を
何も知らず、対処することとなった。この直後、役所の一人の職員が
重要な公文書をシュレッダーにかけてしまった。それは、このNSU事件
(国家社会主義地下組織)についての諸官庁の失敗が相当深く解明される
ことになるだろうと言われていたものだった。世間の懐疑は最高潮に
達した。


扱いが難しい遺産を、マーセンは引き継いだ。彼自身、長官の仕事に就く
前からすでに一つの論争と格闘しなければならなかったことは、長官と
いう仕事のスタートを一層困難にした。2002年、マーセンは、
連邦内務大臣オットー・シリーのもとで、ムラート・クルナーツ事件を
担当することとなったのである。


| Till*eulenspiegel | ドイツの人種差別主義 - Rassismus | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://aqf25001.blog.bai.ne.jp/trackback/226135
トラックバック
Calendar
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>

RECENT COMMENTS

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE

OTHERS

PageTop