Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
新もんじゅ訴訟 第4回口頭弁論とその報告会
第1回〜第3回まで仕事で参加できなかった新もんじゅ訴訟(9月7日)に、
初めて原告として参加した。全く初めての経験で、裁判所、法廷という
場へも初めて入った。裁判長、判事、被告側(国)弁護士の
人々の顔をずっと見ていた。残念ながら、被告の国側の人々
(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)はほとんど
顔を上げることはなかった。

原告側の若手の弁護士の方が、チェルノブイリと福島での事実をもとに、
90ページの準備書面を用意されたとのことだったが、冒頭、裁判長自身が
「裁判長が交替したこと」を述べ、傍聴席に「聞こえますか」と尋ね、
原告側の弁護士が短く主張し、被告側の弁護士が短く答え、裁判長が
「チェルノブイリと福島ではなく、もんじゅの事故について」
シミュレーションするように、と短くコメントして、あっという間、
20分くらいで終わった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後の記者会見と報告会では、もんじゅについてのDVDの上映があった。
あらましを、メモから書き写しておくことにする。

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プルトニウムを運ぶ船の名前は、あかつき丸。

もんじゅには常にプルトニウムが 1.4 トン。
  冷却のためのナトリウムが 1,700 トン。

ナトリウムは小指の先ほどの量でも、水に触れると発火し、爆発する。

ガラスは薄ければ薄い程、熱の変化に強い。だから、原発(もんじゅ)の
配管は薄い。熱には強いが、外から加わる圧力に弱い。
熱を重視し、地震対策を緩めた設計になっている。
(メモには特性インピーダンスとある)

もんじゅは、広島・長崎に落ちた原爆(戦争のための核利用)と
原子力発電所(核の平和利用)との中間にあり、原子力発電所が
進化したものではない。従って、暴走しやすく、避難訓練は意味が無い。


報告会では、河合弁護士から、この裁判は、流動的であることを
認識する必要がある。もんじゅの廃炉だけを考えていてはいけない。
高速増殖炉と再処理、この二つは最初からともにあった。再処理も
考えていかなければならない、との報告があった。

さらに民事での事情変更の原則がある、という指摘もあった。

原告団の他の代表の方からも
8月末、NHKの原発関連の解説者が一様に、もんじゅを廃炉にすべき
と言ったが、再処理については決して否定しなかったことが指摘された。
おそらくは、政権側の意向を表したものであろう、ということだった。

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傍聴席が満席になるほどではなかったが、想像したよりも多くの人々が
傍聴していたし、報告会にも多くの人々が参加していた。
その中に美浜原発反対運動の方がいらして、次のように語ったことは
ずしっと心に残った。

「たった一人で、反対のビラ配りをしていた時、目の前に、スーツ姿で
アタッシュケースを持った紳士が立ち、自分は原燃の人間だが、
なんとか美浜原発を止めてほしい、と語った。原発に携わる人々の中にも
反対の人々がいる。」


記者会見で質問したのは、読売新聞の一社のみ。ありふれた質問で
メモに残っていない。

| Till*eulenspiegel | 原発−Atomkraftwerk | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |

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