Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
君はどこにいるのか? 3
 彼女は何百年も存在し続ける彫刻を創ろうとする。なぜなら、
 最も尊いものが破壊されてしまったからだ。それは、若者の生命。


                        トーマス・レブケ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1914年12月4日
私は君を記念碑で讃えたい。君を愛してくれた人達みんなが心のなかで
君を覚えてくれているし、これからも、君が、君を知っていた人達や、
君の死を聞いた人達に影響を及ぼしてゆくだろう。けれども、私は
もっと別の方法で君を讃えたい。君たちの死、若くて自ら戦争に志願した
君たち全員の死を、私は、君の姿で具現化したい。鉄とブロンズの
中へと、その死は鋳込まれて、そうして、何百年も存在し続ける。

1914年12月9日
私の息子!君の記念碑の上では、私は、君の姿を両親の上に
置きたい。君は手足を伸ばして寝そべっていてほしい、必死な呼びかけに
両手が答えて言う。「ぼくはここだよ。」目は、おそらく、
大きく開いたまま、だから、君は君の上に広がる青空を見れるし、
雲も鳥たちも見れる。口は微笑むようにしよう。胸には、私が君に
あげたナデシコを飾ろう。

1914年12月23日
去年のクリスマス、君はピエロの衣装を着た。今年のクリスマス、
君は腕に小銃を持って大地の下で固くなって横たわっている。

1914年12月24日
クリスマスイブ。.....君のベッドの後ろには、一本の低い若木を
置いてある。ロウソクの炎が次から次へと燃えていって、その後で、
再た、真っ暗になってしまった。


| Till*eulenspiegel | 平和運動-Friedensbewegung | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://aqf25001.blog.bai.ne.jp/trackback/218485
トラックバック
Calendar
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

RECENT COMMENTS

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE

OTHERS

PageTop