Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
私は寛容の大ファン 1
中央ドイツ交通局の機関誌 "Hin & Weg" 『向こうへ』で、
ライプツィヒ出身のグループ「プリンツェン」の主要メンバー、
ゼバスチャン・クルムビーゲルがインタビューに応じて次のように語った。

- クルムビーゲルさん。プリンツェンが新しいレコードを出しました。
 個人的に気に入っている曲はどれですか?

「新しいレコードを出した時、いつも難しいのはそのことですね。
どの曲もすごくいいと思っているから。それは、母親に向かって
どの子どもが一番好きかと質問するのと同じなのです。我々メンバーは皆、
このレコードで打楽器以外の楽器を一切使わなかったことを、
とても嬉しく思っています。ただ声だけ。そして、打楽器だけです。
これが、今度のレコードの本質なんです。」

- しかし、大ヒット曲の中には、気に入っている曲があるでしょう。

「いいえ、そうとも言えません。幸いなことに、私たちには人々がよく
知っている大ヒット曲がたくさんあります。ツアーの前になると、
私たちはいつもどの歌を演奏するか、しないかで、よく言い争いに
なります。けれども本物のヒット曲では一致し、それをいつも演奏する
のです。来年のツアーでもそうなるでしょう。」

- お気に入りのバンドはありますか?もちろん、プリンツェン以外で
 ということですが。

「ええ、いくつかありますよ。私は Beatles の大ファンです。けれど、
Queen も、Blur もすごくいいと思う。若い人達のバンドでは、
Kraftklub や K.I.Z. 、それにオーストリアの Wanda もいいですね。」

- 貴方は、何年もレイシズムや不寛容との闘いに参加して
いらっしゃいます。動機はなんなのでしょうか。

「私はそう育てられたのです。両親は、そのように礼儀をつくし、
感情移入できるように私を育てようとしました。結局、なぜ私は
そんな考え方をするのか、と言われるようになりました。そして、
同じようにそんな考え方を持つ人々がたくさんいることが、とても
嬉しいのです。それが、特に難民の人々に対する多数の積極的な
親切心となって現れているのです。」

- ところで、難民収容所の火災の映像も報じられています。

「はい。これらの映像がとても心配です。この国、私たちの国の
人々が、野球のバットで他の人々に襲いかかる、しかも自分たちとは
違うという理由だけで。私はこのことを危険だと思います。
私たちは、今、非常に用心深くならなくてはならない。というのは、
そのような酷い行為には先だって、言葉があるからです。それは、路上の
様々なデモで聞く言葉だったり、あるいはまた、残念ながら、
トークショーや、いわゆるソーシャル・ネットワーク上で出会う言葉
だったりするのです。」


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セバスチャン・クルムビーゲルは、1966年ライプツィヒ生まれ。
トーマス教会少年合唱団員だった彼は、現在ソロの芸術家、
あるいはまた、プリンツェンのシンガーとして活躍中。プリンツェンは
ドイツで最も成功を収めたバンドとして、2015年2月から、
"25 Jahre auf Bewährung Tour"「25年執行猶予中ツアー」を全ドイツで
行っている最中である。




参考までに。
プリンツェンの大ヒット曲の1つ Mein Fahrrad 「ぼくの自転車」


https://www.youtube.com/watch?v=jQ6vG0JoG9c


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