Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
共苦 同苦  ドイツ語では Mitleid だろうか
何度も Yahoo!JAPAN を検索して、あるいは「人質開放」という
文字を読めるのでは、、、そんな何日間かが過ぎ、日本時間では
日曜の朝、酷い事実をつきつけられることとなった。

なにがしか探し求めて、そして、見出したのは、
『私が選んだ一首』というブログ掲載の次の短歌と言葉だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

春雪のなかの羽毛を拾ひくるこの子を生みしさびしさ無限

        米川千嘉子 『一葉の井戸』 (2001)


雪の中に埋もれていた鳥の羽をわが子が拾ってきた。

春雪と羽毛、いずれも白くはかなく美しい。
そして、自分が産んだこの子どもも、いつ消えてなくなるかもしれない。

子どもを得た喜びと畏怖、深いさびしさを表現している。

年が明けて雪が降ると、決まって思い出す一首である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


チェーホフを研究している別の友人が、キーワードとして「共苦」を
挙げていたのを想い出した。文字どおり、共に苦しむ、ということ。

この短歌で、探していたものが見えてきた。
単純なことだ。子を思う親の苦しみを分かち合える、そう思っただけ。

「平和のために行ったのです。」そう語っていた後藤さんだった。
そうだよ。「平和のために行ったのだ。」

勇気のないわたしの代わりに。たぶん。
そして、平和を考えない人たちがあまりに多すぎるから。たぶん。

ドイツ語では、Mitleid。  ミットライト。
Mit が「共に」、Leid が「苦しみ」。





| Till*eulenspiegel | 世界−die Welt | 03:09 | comments(2) | trackbacks(0) |

コメント
ブログ「私の選んだ一首」を書いている者です。
コメント欄を読みました。
引用した部分がはっきりわかるように引用していただいているので、引用についてはかまいませんが、「友人のブログで、見出したのは、 以下の短歌と友人の言葉だった。」という部分に違和感を覚えました。

私は「Ein Notizbuch」様の友人ではありませんし、あなたのことについては何も知りません。
ですから、上記の部分を書き換えていただきたく思います。
たとえば、次のようにでも。
「見出したのは、「私の選んだ一首」というブログ掲載の次の短歌と言葉だった」とかに、書き直してくださるよう、お願いします。
| | 2015/02/07 8:53 PM |
コメントをいただき、感謝申し上げます。お書きの通りに書き直しました。失礼をお詫びいたします。配慮が足りなくて申し訳ありませんでした。掲載への許可をいただき、本当にありがとうございました。
| Till*eulenspiegel | 2015/02/07 11:26 PM |
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