Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
「抵抗権」を学ぶ 1
「ある国民およびある時代が、自由というものをどう考えるか、
それが最初の問いである。いつ、どのような理由で、彼らの支配者を
暴力的な支配者だとして<暴君>と呼ぶのか・・・・そして、この時、
国民たちはその暴君についていかなる形態の抵抗を知っているかと
いうことが、つぎの問いである。これに対する答えは、いわば、
ある一国民の政治意識の水準を明らかにする。・・・・すなわち、
ある一国民またはある国家内において、暴政と暴君概念がどれだけ
活性化されているかによって、その国民が自由に与える価値とその
国民の自由一般に対する観念が明らかにされる。」

この引用文は、1936年ライプツィヒ大学に提出された中世後期の
暴君殺害論に関する博士学位論文の一節ということである。

「抵抗権」について論じている

沈在宇氏の論文『抵抗権』(北大法学論集44(6): 441-468)

は、この一節から始まっている。

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この冬、緊急事態条項を学ぶ講演会に出席して、質問時、
講演者に「抵抗権」について質問した。返答は、

ドイツ基本法には、「抵抗権」規定があるが、日本国憲法にはない。
しかし、皆でわらわらとやっていきましょう。

というものだった。事情がわからず、その後もんもんとして、
やっと自分で学べばいいのだと気づいた。
沈在宇氏の論文を少しづつまとめてみたいと思う。


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目次を紹介する。

機―言

供)ー9餡鳩法の構成原理としての抵抗権

掘…餽蓋△領犒燭板餽馨況

  (1) 反対権としての抵抗権

  (2) 憲法守護権としての抵抗権

(3) 人権としての抵抗権

検…餽蓋△料反ゲ修筏範化の限界

后…餽蓋△寮掬化根拠と抵抗権論

  (1) 孟子の抵抗権論(易姓革命論)

  (2) Milton の抵抗権論

  (3) Locke の抵抗権論

(4) Rousseau の抵抗権論

此〃觚


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西欧では抵抗権は、まず、キリスト教の教えから生まれたと言われる。
神の国に帰依する信者が、神の権威は国王の権威の上位にあるとして、
抵抗し、数多く処刑されていった事実がある。

それを言うのなら、かつて日本にもキリスト教に殉じて、多くの信者が、
時の権力者に従わず、処刑されていった。また、それ以外にも、
いくつもの政治的な反乱があった。そう言えば、百姓一揆も。


| Till*eulenspiegel | 憲法 - Verfassung | 07:34 | - | - |

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