Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
2月20日 ザクセン州クラウズニッツ村
現在、ドイツのペギダはどうなっているかというと、2月6日に、大々的に呼びかけられて集会が行われたが、数千人しか集まらず、結局、失敗と言われるほどだった。しかし、運動は、いろいろな形で行われていると思われる。


たとへば、2月20日のフランクフルター・アルゲマイネの記事。

『クラウズニッツ村:警察は難民にも罪はあると見る』

http://www.faz.net/aktuell/politik/fluechtlingskrise/clausnitz-polizei-verteidigt-einsatz-von-zwang-gegen-fluechtlinge-14081286.html#GEPC;s2


「クラウズニッツ村の難民収容施設を目の前にして起こった騒動で、警察が複数(3人)の難民に激しく掴みかかった。警察は、当然のことと発表。」

クラウズニッツ村は、Pegida 運動が生まれたザクセン州のチェコとの国境に近いエルツ山脈の村。難民家族を乗せたバスが施設前に到着したところ、多数の人々(警察は、これらが村民ではなく、他の地域から来た、と分析している)が大声を挙げながらブロック、そこへ連邦警察官と、管轄するツヴィッカウの警察官30人が出動。

ケムニッツ署長ウーヴェ・ライスマン氏は、「今回の警察の出動は当然。無造作に直に強制したのも、難民をバスから施設へと移動させるための必然のもの。」と語ったという。しかし、動画があり、それを見ると、警察が少年と思われる難民の一人を、あたかも襲うように、バスからひきずりおろすように見える。

タイトルを訳しかねていて、様々に情報収集した結果、訂正した。全く反対の意味になってしまい、反省中。なお、「無造作に直に強制した」という部分は、昨日は単に「暴力」と訳していたのだが、警察署長のこの言葉は、各媒体で取り上げられており、慎重を期すべきと思い、訳し直した。


原文は、

Der Chemnitzer Polizeipräsident Uwe Reißmann sagte am Samstag bei drei Flüchtlingen sei der Einsatz von "einfachem unmittelbaren Zwang" notwendig gewesen.

Spiegel Online では、なぜレポーターがそこにいて、Videoを撮っていたのか、という疑問提起がなされている。また、facebook でこの時刻に15人の難民を乗せたバスが来ることも広まり、約100人のデモ参加者が集まっていた、ということだ。また、難民の少年が中指で抵抗を示し、警察を挑発した、という。

アメリカで警察官がアフリカ系アメリカ人の人々に対し暴力をふるっている。同様のことが、ドイツで、難民に対してないように、これ以上のことがないように、願うばかりだ。なお、その後のニュースでは、同じザクセン州のバウツェン村の難民収容施設の屋根が放火された、とも報じられている。もちろん、バスを取り囲んだ人々がペギダだと発表されたわけではない。

なお付け加えると、ブロックした人々が大声で叫んでいた言葉は、

Wir sind das Volk. (We are the people.) 我々が民衆だ。

1989年に平和革命を成し遂げた時に人々が口にした言葉。彼らが、難民を前にして、なぜこの言葉を叫ぶのか。実はこのスローガンは、現在ペギダのスローガンでもあると、Wikipedia には載っている。

参考までに。クラウズニッツ村騒動についての主な報道は以下の通り。

Spiegel Online

http://www.spiegel.de/politik/deutschland/clausnitz-und-die-attacke-auf-fluechtlinge-jetzt-will-es-keiner-gewesen-sein-a-1078492.html

Zeit Online   "Die Sächsische Illusion" 『ザクセンの幻想』

http://www.zeit.de/gesellschaft/zeitgeschehen/2016-02/sachsen-clausnitz-demokratie

これは記事ではなく、上記のタイトルを持つ、2月22日 Christian Bangel 氏の名前入論考。現時点で、1,156件のコメントが寄せられている。

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