Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
大阪・釜ヶ崎での樋口健二氏の講演会
7日は、大阪釜ヶ崎で日本の産業奴隷とも言える、原発労働者についての樋口健二氏の講演会があり、参加してきました。2年前、ネットで初めて樋口氏の講演の動画を見て、非常なショックを受けて、脱原発への思いを固く誓ったのを思い出しながら、最前列で、80歳になられる樋口氏の力強いメッセージ---「原発で働くなと言ってくれ。これは原発公害だ。」--- を受け取ってきました。『毒ガスの島』(大久野島)絶版になっていたこの写真集が昨年再発行されて購入、また、写真集『原発崩壊』はあっという間に売り切れてしまいました。座りきれない人々を、座布団を敷いて、最前列に座るよう誘い、情熱的に語る樋口氏でした。最初は5〜6人しか聴衆はいなかった。嬉しい。嬉しい。と語りました。

氏の画像は、Rolling Stones Japan のサイトからいただいてきたものです。

http://www.rollingstonejapan.com/articles/detail/12626

氏の背後に掲げてある写真は、原発が日本各地に作られ始めた1970年代、氏が原発労働者の中に入って、密かに撮った労働者の実態、さしたる放射線防護服も着ることなく、放射線に晒されて働いていた実態を撮ったもの。電力会社の職員に追いかけられ、逃げまわりながら撮ったもので、実態を写した貴重な2枚の内の1枚ということです。youtube の氏の講演会で既知の画像でしたが、説明を聞き、どれ程過酷で、人権無視の現場だったかを改めて認識しました。氏は、核写真家ギルド(本部カナダ)に属する世界的な写真家です。

Rolling Stones Japan のリンク先では、樋口氏のインタビューが読めます。
是非、訪問してください。


| Till*eulenspiegel | 原発−Atomkraftwerk | 18:51 | - | - |
ペギダとは何か?なぜペギダなのか? 6
このように公に表現される憤慨の言葉は、グローバル化を批判する抵抗として生れ、シュテファン・ヘッセルのような知識階級によって、政治的にまた綱領的にも鼓舞されるなど、これまでは専ら、かつての左翼政治陣営のものと言われてきた。ペギダは世間の注目を惹くために、類似のメカニズムと象徴的な形式を踏襲したのだ。その際、ペギダの誕生の時も、頂点に達した時も、決定的な役割を果たしたのが、ソーシャルメディアだった。しかも、コミュニケーション(伝達)と組織化のヴァーチャル空間として。

しかし、ペギダが1つの運動になったのは、名だたる通りや広場を、要するにリアルな空間を、一般大衆に効き目があるように専有することを戦略とした瞬間だった。ペギダがそれを実行したから、参加者は増えたのだ。大衆運動としてのペギダのパフォーマンス的儀式、およびその式次第は一体だった。月曜日ごとに、集会と「夕べのお散歩」によって構成されているこの行事は、1つの儀式となったのだ。規則的に繰り返すことによって参加者には、同じ思いを持った人々の共同体に属しているのだ、という感情が生まれた。このような公の場で演出されることにのみ、無力感を克服し、コミュニカティブな力を獲得できる可能性が含まれていたのである。

この限りでは、ペギダは、代表民主制のシステム変更の反映と見ることもできる。一面では、民主主義のソーシャルインフラ(社会的経済基盤)の前進的解体と書き留めることもできる。政党、組合、常連客の集まる会合、諸団体は、政治的に結合し組織化し、さらに統合する性格を次第に失いつつある。恒常的な政治参加への態勢づくりも減少し、アドホック・イニシアティブ(その場その場の主導権)や、インターネット上の匿名のフォーラムコメントが、新しい活動形式になっている。今後、民主主義的な関与や参加の既成の方法は、空回りする状況が一段と差し迫っている。


| Till*eulenspiegel | ドイツ- Pegida | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

Calendar
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829     
<< February 2016 >>

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENTS

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE

OTHERS

PageTop