Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
脱原発国はドイツのみ 5
Daniel Wetzel 記者の報告

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イタリアでは、福島の事故後、ベルルスコーニ首相が1986年の
チェルノブイリ原発事故を受けて決議された脱原発決議に、
再び逆行しようと試みたが、住民投票によってそれを断念した。
電力輸入に頼っているイタリアは、ここ数年来フランスの
原発からかなりの電力供給を受けている。

スイスは、福島の影響を受け、長期の脱原発計画中。

スウェーデンでは、赤緑連合が選挙で勝利した後、
ありえないことだが、老朽化した原子力発電所の
代わりに原発を新設すると見られる。

ベルギーは、2015年の予定だった2基の廃炉の計画を、
最近延期した。別の原子炉に技術的な故障が生じたのと、
それにより国内の供給の安定性が、かなり危うくなったからだ。

一方イギリスは、原子力発電所の新設を計画中だ。島国で
あるイギリスはさほど石炭の埋蔵量もなく、北海のガスの備蓄も
減少している。王国にとって、原子力エネルギーは、
化石エネルギー供給国からの輸入依存を阻止するために
わずかに残った可能性の一つなのだ。この国では、おそらく、
経済的というよりも政治的決定の方が大きな役割を
果たしていると思われる。

イギリス国内に現在ある化石発電所、および原子力発電所は
いずれにせよかなり老朽化している。イギリスの再生可能
エネルギーは、特に沖合風力発電の形で広がっているのだが、
陸では、風力発電は住民の強い反対運動に直面している。
ドイツ式のエネルギー転換は、イギリスでは、コスト高のため
多くの人々に支持されていない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タイトルの「脱原発国はドイツのみ」の意味が、ここまで
来るとはっきりしてくる。

他のヨーロッパ諸国にもその動きはあることはあるが、
イタリアは、ENELという電力公社が法律を作って、
「スロバキア、ルーマニア、フランスなど、諸外国の
原子力発電所建設計画に積極的に参加している。」(http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=14-05-14-01)
はっきり言って、自国に稼働中の原発がないだけで、
他国の原発の電力に依存しきっている。

スイスはまだ計画中なだけ。

ドイツも他のエネルギーを他国に依存しており、
9基の原発も稼働中ではあるが、再生可能エネルギー
の供給量を高め、すべての原子炉を廃炉に決めている点で、
唯一、本当の意味での、脱原発決意国がドイツなのだ。


| Till*eulenspiegel | 脱原発ドイツ−Ausstieg von Atomkraftwerk | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

Calendar
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< March 2015 >>

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENTS

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE

OTHERS

PageTop