Ein Notizbuch 2

人々の言葉を記録し、引き継ぐためのブログ
 
西宮こしき岩アスベスト裁判 第11回口頭弁論
去る7月4日、神戸地方裁判所204法廷にて、第11回口頭弁論が行われました。
この間、原告側弁護士から、被告業者に対し、文書提出命令申立書が出され、
今回の口頭弁論で、業者側から意見書が2通提出されました。

解体工事の発注業者と請負業者との間には、いかなる請負契約書もなく、
また請負業者はすべての書類を破棄したとのことでした。

それで難なく通ってしまう、日本の司法です。

『絶望の裁判所』という瀬木氏の書籍を思い出しました。

さて、ここで記そうと思うのは、裁判の前後で耳にした、アスベスト調査の
実態についてです。

解体工事に際して、近隣住民が調査を申し立てた場合、業者はアスベスト調査
をしなければなりません。住民からすれば、中立の立場で、アスベスト残存を
調査する技師が調査すると思いがちですが、実態は違うようです。

業者の立場に立ち、できるだけ残存アスベストを少なく、工事費用を限りなく
安く見積もる技師、および調査業者が重宝されると聞きました。

従って、正当に調査する技師、調査業者にはなかなか依頼がないそうです。
これがこの国の実態です。

なにしろ、過去、一生懸命アスベストを広めてきたニチアスが、現在は
株式会社ニチアスセムクリートという会社を通して、手広く、アスベスト
に関する調査、除去&封じ込めを含む対策を行っているのです。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第10回口頭弁論のお知らせ
急な告知ですが、明日、神戸地方裁判所にて、第10回口頭弁論が
開かれます。第9回口頭弁論において、被告側、西宮市、
住宅デベロッパー業者、解体業者が提出した書面に対する、原告側の反論と
なります。

前前回、私たち原告側が提出した、綿密な計算によるアスベスト関連
疾患発病のリスク試算に対し、前回被告側からおおざっぱな反論が
なされました。しかも、一部の被告は、全く資料を提出せず、原告側の
疑問は深まるばかりです。

アスベストを除去するにあたっての業者の選定がどれほど重要か、
悪質な業者がこの危険な物質を不当に扱っているのではないのか、
是非、裁判所に来て、皆様にも考えていただきたいです。

詳しくは、右下の Link でHPへ。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 14:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベスト問題4 ドイツ連邦環境庁HPから
ドイツ連邦環境庁HPの以下のサイトからアスベストの項目を
「アスベスト問題1〜3」というタイトルで訳してこのブログに
掲載しています。

https://www.umweltbundesamt.de/themen/gesundheit/umwelteinfluesse-auf-den-menschen/chemische-stoffe/asbest#textpart-1

この度、その後半部分を訳して、リンク内のストップ・ザ・アスベスト西宮
のHPに掲載しました。

後半部分には、様々なドイツ国内の規則(有害物質519技術規則など)、
さらにEUの規則(REACH<リーチ>規則)、加えて国際組織ISSA の
2004年北京宣言などへのリンクが多数貼られており、このブログでは
それができないので、こちらでは掲載しません。

例へばドイツでは、EUではアスベスト規制はどうなっているのか、
視野を広げるためにも是非とも読んで欲しいと思います。


| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第9回口頭弁論のお知らせ
1昨年7月から闘って参りましたこの裁判も第9回目の口頭弁論を
迎えます。詳しくは、リンク先を訪問してください。

2ヶ月に1度地方裁判所に通っていて思うことは、裁判所は市民生活の
近くにあり、慣れれば敷居も高くは感じないということです。

手をこまねいていたら、権力のやりたい放題を許してしまう。
異議申し立てを共に行っていきましょう。
是非とも、裁判にお立ち寄りください。裁判後、弁護士による
説明もあります。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 09:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
The Rachel Lee Jung-Lim Award
2012年12月20日、ローリー・カザン・アレン氏が記していた文章を
以下に訳してみたいと思う。


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国際アスベスト禁止事務局


レイチェル・イジュンリム賞

2012年12月21日はレイチェル・イジュンリムが亡くなって一周忌の日です。
レイチェルは、温かい微笑みを絶やさず、広い心を持った、
優しい魂そのものという人でした。彼女の人生の最終目的は、
21世紀に生きる女性の典型的なものでした。つまり、それは家族であり、
教育であり、仕事であり、友人たちだったのです。悲しいことに、
子供時代の偶然の出来事が、彼女のすべての計画を断ち切ってしまいました。
韓国のアスベスト工場の近くで暮らした少女時代に経験した有毒な暴露
によって、アスベスト原因の癌である中皮腫にかかってしまったのです。
彼女がちょうど39歳の時のことでした。

この病気の診断によって引き起こされる挫折感は、同様の病気にかかった者に
よってしか理解され得ないものでしょう。貝の中に引きこもってしまう
人もいます。住み慣れた環境の中で親しい人々に囲まれて静かに過ごす
人生を選ぶ人もいます。レイチェルは、それらのいずれも選択しません
でした。その代わりに彼女は決心したのです。アスベストの使用が死を
もたらすことについて語ることができるならばどこへでも出向き、
それについて発言することを。そしてその通りに行動しました。

彼女は韓国で、日本で、カナダで、インドで、そしてインドネアで開催
されたイベントに参加しました。いずれの場合にも、彼女は、どのように
アスベストが彼女の人生を奪ったかについて、心の底から語りかけました。
彼女のスローガンは、no more asbestos, no more asbestos victims
でした。そして、消費者に向かって、政治家たちに向かって、実業家たち
に向かって、アスベストの使用を中止するよう嘆願しました。
2010年カナダのケベックでのアジア連帯ミッションに参加していた時、
一人のカナダ人が、末期癌の病気を患っているにはあまりに健康そうに
見えると、彼女をペテン師呼ばわりしました。それは、彼女が亡くなる
一年前のことでした。

レイチェルの思い出は、彼女を知る人々、あるいは彼女の言葉を聞いた
人々すべての人々の心に、今もくっきりと鮮やかに残っています。明日
12月21日には、アジアアスベスト禁止ネットワークに属する6つの団体が
主催して、ソウルにて、「2012年 環境保護という正義のために挙げる
犠牲者の声」という題のプログラムが開催されます。そこで、
第1回レイチェル・イジュンリム賞が授与されることになっています。
この賞を受賞するのは、ケベックの州知事ポーリーン・マロイスです。

彼女は2012年の選挙で、アスベスト産業に貸し出した5800万ドルの債務を
帳消しにすることを約束したのです。この行為によって、彼女は、
以下のことを保証したのです。すなわち、さらに25年以上も続くであろう
ケベックのアスベスト輸出計画が破棄されることを。また、カナダでも、
海外においてもあまりに多くの悲劇を引き起こしてきたこの産業が終業する
ことになることを。

マロイス知事に贈られる記念の額には以下の言葉が書かれています。

「私たちは、アスベスト産業廃止こそが、アスベスト原因疾患にとって最良の
治療であることを知っています。ですから、カナダでアスベスト採掘を
廃止することは、前進のための巨大な一歩なのです。」

We know that prevention is the only cure for asbestos-related
diseases, so the cessation of asbestos mining in Canada is a
HUGE STEP forward.

レイチェルがこの選択を喜んでくれるに違いないと私は思っています。

2012年12月20日


The Racel Lee Jung-Lim Award

http://www.ibasecretariat.org/lka-rachel-lee-jung-lim-award.php


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日本の、石綿対策全国連絡会議(BANJAN)は、
第6回 レイチェル・イジュンリム賞を受賞した。
この賞をオーガナイズしているのは、以下の団体ということである。

The Asian Citizen's Center for Environment and Health
The School of Public Health
Seoul National University
Ban Asbestos Network Korea
Asia Monitor Research Center
International Ban Asbestos Secretariat
RightOnCanada.ca.


なおケベック州ポーリーン・マロイス知事は、同じく選挙の公約として、
ジャンティイ原子力発電所の第2号機の運転停止と廃炉を指示した、と
いうことです。
市民の70%が脱原発を望んでいると言われる日本ですが、
選挙の度に、原発再稼働と原発輸出を推し進める与党を選んでいることは、
その政策を支持している、ということでしょう。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
レイチェル・イジュンリム賞 The Rachel Lee Jung-Lim Award  
2月9日、大阪で開かれた関西建設アスベスト訴訟大集会に参加した折、
講演者の古谷杉郎氏が、自ら事務局長を務める、石綿対策全国連絡会議に
レイチェル・イジュンリム賞が授与された、大変名誉なことだ、と
述べた。

受賞理由をメモしたいと思う。

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過去30年間、石綿対策全国連絡会議(BANJAN)は、私たちに何万もの
アスベスト被害者のことを気づかせてくれました。

BANJANは、2005年にクボタによるアスベスト関連疾患を明らかにしました
(クボタショックとして知られています)。これは、アスベスト問題と
それがいかに働く者の労働衛生だけでなく、住民の環境衛生にも影響を
与えるか、日本社会の注意を呼び覚ましました。

活動家と被害者を両輪にして走り続けた30年間は長く困難な道のり
でしたが、BANJANがはじめたこの枠組みは、隣の韓国からはるか
インドネシア、インド、パキスタンや他のアジアと世界に、野火のように
ひろがっています。

BANJANは、労働者と住民の連携、労働組合と市民団体の連携が専門家や
被害者と手を携えて取り組むことが、社会がアスベストの脅威からの
安全を実現するために必要であることを示してきました。私たちは、
連帯と感謝の気持を込めて、BANJANの30周年をお祝いします。

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ネットで Rachel Lee Jung-Lim Award を調べてみた。
アスベスト問題について多くを書かれている、
Laurie Kazan-Allen 氏のブログの中にこの賞について書かれた文章を
見つけた。

http://www.ibasecretariat.org/lka-rachel-lee-jung-lim-award.php
参照


| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 02:11 | - | - |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第8回口頭弁論のお知らせ
第8回口頭弁論が1月17日に神戸地方裁判所にて開かれます。

今回は原告側から準備書面が提出されます。

前回の第7回口頭弁論にて、裁判長から促された原告側の資料提出が
なされる予定です。
是非とも、多くの傍聴人に来ていただいて、成り行きを見守って
いただきたいと思います。

詳しくは、下記のリンク先へ。
| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベストについて学ぶシンポジウムを9月16日に開催-追記あり
遅い告知となりました。
9月16日に、西宮市夙川公民館にて、アスベストについて
学ぶシンポジウムが開催されます。

主催はアスベスト市民ネット、中皮腫・じん肺・アスベストセンター、
特定非営利活動法人東京労働安全衛生センターの共催です。

この催しは、2017年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
( ERCA https://www.erca.go.jp/ ) の
助成金を受けて開催されます。

詳しいプログラムについては、以下のチラシを参照下さい。

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アスベストについて、聞いたことはあるけどよくは分からない方には、
第一部の「アスベストとは何か」基礎から対策まで
が参考になると思われますし、アスベストについてよく知っている方には、
第一部「アスベスト被害者の声」、あるいは
第二部「各地のアスベスト問題の報告」
が参考になるかと思われます。

最後に、このリーフレットを配るにあたり、記しました以下のレターを
こちらにも書き記します。

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この度、アスベスト市民ネットが、中皮腫・アスベスト・じん肺センター、および、特定非営利活動法人東京労働安全衛生センターとシンポジウムを共催することになりました。

近年、震災や、建物の解体時に、アスベスト禍が起こっています。震災時、被災者と、処理作業員およびボランティアとして多くの市民が、また、解体時には、作業員はもちろんのこと周辺住民がアスベスト禍にさらされています。

アスベストが原因である中皮腫という癌は、潜伏期が20〜40年と長く、発症すると5年生存率は3%という、過酷な癌です。近年では、一年で1500人以上もの死者が出ているのです。皆様の力で、アスベスト禍から子どもたちを、若者を、人々を、そして未来を守るために、是非とも共に、アスベストについて学びましょう。

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右下のリンク先、ストップ・ザ・アスベスト西宮では、記者会見について
など詳しく読むことができます。また上のリーフレットを拡大版にてご覧に
なれますし、PDFにて取得も可能ですので、是非訪ねてください。そして
拡散して下さい。


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シンポジウムは台風の到来が心配される中、なんとか風のない雨で
無事開催され、多くの参加者に来ていただけました。

詳しくは、近々HPにて報告されると思います。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第6回口頭弁論のお知らせ
急な告知ですが、明日、西宮こしき岩アスベスト裁判・第6回口頭弁論が
神戸地方裁判所で開かれます。毎回、被告者側の準備書面を受け取って
弁護士の皆様との勉強会を重ね、当日に臨みます。

傍聴人席はいつもほとんど満席で、人々の関心が高いと感じています。
是非とも、明日も、臨席くださり、情報交換などしていただければ、と
思います。

右下にリンクがあります。HPにも是非おいでくださり、会員が寄せている
種々の記事をお読み下さい。
| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第5回口頭弁論のお知らせ
6月20日、神戸地方裁判所にて、午後3時開廷です。
アスベストへの関心を広めるために、より多くの方々に知らせていただき、
裁判を是非、傍聴していただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

右下に、ストップ・ザ・アスベスト西宮HPへのリンクがあります。
| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 15:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第4回口頭弁論に参加して
昨日、午後3時30分から開かれた第4回口頭弁論に参加した。
傍聴人が非常に多く、原告が傍聴席に座っていると、傍聴人が
座れないので、原告が当事者の空間に横一列に座って、
一人の原告の意見陳述を見守ることになった。
それでも一部の傍聴人は入室できなかったようである。

私たち原告は今か今かと始まるのを待ち構えた。

ところが、西宮市の出席が遅れ、裁判も遅れることに。
そして、裁判長含め、3人の裁判官は退席。

10分くらい待ってもだめで、事務の人たちは4時にならないと
間に合わないなどと話していたが、やがて、3人の裁判官が現れて
被告西宮市が出席しないままの裁判となった。

裁判長と被告側の弁護人との事務上の会話にそれとなく親密さを感じたのは
私だけだったろうか。

原告の意見陳述が、私たちの声を代表して、204号法廷に響いた。

結局、口頭弁論が終わるまで、西宮市は現れなかった。

口頭弁論の後、記者クラブで、記者会見があった。
設計図書を分析した中皮腫・じん肺・アスベストセンターの
永倉氏が、非飛散性のレベル3は数百ヶ所、飛散性のレベル1&2の
アスベストも20ヶ所に及んでいたことを明らかにした。

ストップ・ザ・アスベスト西宮の代表が、
このような裁判の傍聴席に、市会議員の一人も座っていない、
西宮市とは一体どのような自治体なのか、と批判したことを
付け加えておく。

原告の意見陳述のすべてが陳述要旨として、いずれHPでupされると
思うので、是非読んで欲しい。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第4回口頭弁論のお知らせ
4月18日火曜日、午後3時30分より、神戸地裁第204号法廷にて、
第4回口頭弁論が開かれます。9日にはプレス発表も行って、
原告側からの意見陳述が行われます。裁判により、すべての設計図書が
開示され、その結果報告でもあります。
関心を持たれる方は、是非ご参加下さい。

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現国会では、

法務委員会では
 ●「共謀罪法案」(テロ等準備罪と名を変えています)、

厚生労働委員会では昨日強行採決された
 ●「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険等の一部を改正する法律案」、いわゆる、被保険者の自己負担額を引き上げる法案
 ●「水道民営化法案」
 ●「家庭教育支援法」

 
農林水産委員会では、
 ●「種子法廃止法案」


など、危険な法案が次々と簡単に審議され、昨日のように、
森友問題に言及すれば、即強行採決という、国会無視、国民無視の状態です。
facebook では、「金正恩政権よりも酷い政権だ」という意見を読んで、
本当にその通りだと思いました。

振り返って、アスベストについての法律はかなり整備されており、
それをどう使うか、だとも言われます。市民の力が試されています。

是非ともアスベストについて関心を持ち、正しい知識を持つことが
大事と考えます。法律を活かしていくために学びましょう。

水俣訴訟についてある弁護士の方が言っていました。
負けて負けて負けて、それでも諦めずに闘ってゆくしかない、と。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 14:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
環境省へ提出のパブリックコメント 
環境省が、

「建築物等の解体工事における石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン(案)」についての意見

という形で、パブリックコメントをこの3月3日まで募集した。
私たち西宮こしき岩アスベスト裁判の原告もそれぞれにコメントを
送ることにし、私も以下のコメントを送った。

このブログでも紹介した、ドイツ連邦環境省HPで学んだことを基礎にした
もので、新しい情報は少ないが、建築物所有者、解体業者、そして住民との間の「リスクコミュニケーション」の前提である、人々の
アスベストへの関心を持続的に高めるためにはどうしたらいいか、に
ついてまとめたものだ。

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日本以外の国では、例へば、ドイツではアスベストの現状はどうなって
いるのか調べた。参考にしたのは、ドイツ連邦環境省HP(http://www.umweltbundesamt.de/themen/gesundheit/umwelteinfluesse-auf-den-menschen/chemische-stoffe/asbest)である。そこには、使用時には
比較的問題が少ないものの、その破壊、解体、加工時に非常な危険を生じるものとして、アスベストセメントが言及されており、屋根板や波板、管、ケーブル管などの建材はもちろんのこと、アスベストセメントを含む生活製品として、「プランターやガーデンテーブルなどの庭園用家具、夏ゾリ板や卓球台、ミニゴルフ板など」が挙げられている。これらは、実に市民の身の回りの生活用品、そのものである。アスベストはすぐそばにある危険なのだと認識させられて怖ろしく思い、環境省での記述はないかと必死に捜した。

そして、環境省HPでも、「アスベスト含有家庭用品の廃棄について」という資料において、(http://www.env.go.jp/air/asbestos/housewares/housewares.pdf)185社の774製品にアスベストが使用されといるとの記述を見つけた。そこには「トースター、電気ポット、アイロン、ヘアドライヤーなど」実に多くの製品が挙げられている。私たちの生活は少量とはいえ、使用時にアスベストが飛び散ることはないとはいえ、アスベストに囲まれているといえる。このような資料を各家庭に周知することで、実は私たちの生活が、これらの製品の廃棄方法を誤れば、依然としてアスベスト禍に晒される危険があることを認識する手段になると考える。このような認識がひいては、解体現場の通行時の注意や、近隣の建物の解体時の注意に向かうのではないだろうか。私たちは、アスベストについてあまりに無知すぎると思う。

上のドイツ連邦環境省HPには、

「今日の不動産の所有者には、アスベストがつかわれているのかもしれない場所がどこかも分かっていない、という問題が度々起こっており、その結果、建替や改築の際にアスベストが暴露されてしまう。多くの人々が、自分を取り巻く環境の中で、アスベストについて多くを認識していないし、アスベスト建材についてのディスカッションは、最終的に禁止されるずっと前からなされなくなっている。しかし、アスベストについて詳しく知る者だけが、昔も今も非常に危険なこの素材から身を守ることができるのである。」

との記述があり、リスクコミュニケーションについて論じる上で、まず前提となる、人々のアスベストについての認識を高めるために、各家庭の身の回りを今一度見回してみるきっかけとして、絵や写真を多用した、見易く、とっつきやすい、リーフレット、あるいは小冊子を、各家庭に配布する、動画を放送するなど、教育活動を、国、自治体が中心になって行って欲しい。


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アスベストが原因で、胸膜と腹膜という膜に発生する癌を中皮腫というが、
これまでさまざまな文献を読む限り、多量のアスベストに暴露したから
中皮腫になった、とか、少量のアスベストであれば暴露しても中皮腫には
ならない、というものではない。しかも、中皮腫を発症した場合の
生存率は低い。
多くの人々に学んで欲しい。
企業優位で進んでゆく、この資本主義社会においては、市民は、企業に
騙されないために
、それを後押しする国に騙されないために
忙しい毎日の中で少しづつ学んでいかなければならないのだな、
と実感している。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第3回口頭弁論のお知らせ
2月14日火曜日、神戸地方裁判所にて、第3回口頭弁論が開かれます。
是非、多くの方々に関心を持っていただき、傍聴していただきたいと
思います。

なお、現在、環境省では、以下のように、パブリックコメントを募集中
ということです。 (環境省HPより引用)

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建築物等の解体等工事に伴う石綿(アスベスト)の飛散は、社会的に強い関心が寄せられており、周辺住民の不安を解消し、より安全な解体等工事を進めるために、周辺住民等との間の円滑なリスクコミュニケーションの重要性・必要性が高まっています。
 このため、環境省では、「石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン策定等検討会」(座長 小林悦夫公益財団法人ひょうご環境創造協会顧問)を設置し、建築物等の解体等工事の発注者及び自主施工者に向けたガイドライン案をとりまとめました。このガイドライン案は、解体等工事における石綿飛散防止対策に関するリスクコミュニケーションの基本的な考え方や手順をとりまとめたものです。
 このガイドライン案について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、平成29年2月2日から3月3日の間、パブリックコメントを募集します。



環境省HP
http://www.env.go.jp/press/103563.html

パブリックコメントの提出先
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195160072&Mode=0



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アスベスト禍を未然に防ぐために努力いたしましょう。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第2回口頭弁論のお知らせ
2016年12月20日(火)神戸地方裁判所216号法廷において、
第2回口頭弁論が行われます。

一人でも多くの傍聴人が駆けつけてくださいますようよろしくお願い
いたします。

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なお、19日の月曜日には、高江の問題に心を寄せる西宮市民の要請
により、西宮市議会で、決議が行われるということで、兵庫みなせんが
傍聴を呼びかけています。私も、この度、兵庫みなせんのメンバーに
加えていただくことになりました。
一人でも多くの傍聴人が駆けつけてくださいますよう、こちらも
よろしくお願いいたします。

西宮市以外でも芦屋市、また神戸市でも同様に、高江に心を寄せる
本土の市民たちが、ヘリパッド建設反対の決議を市議会に要請する
活動を行ってゆく予定ということです。
この活動が全国に広がってゆきますように。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベスト問題-3 ドイツ連邦環境省HPから
日本でも問題となっているのが、通常は、害を及ぼさないものの、
解体時、時に、震災時、飛散が恐れられている、この非飛散性アスベスト
である。

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非飛散性アスベスト

比較的問題が少ないのが、アスベストセメントである。含有率は10〜15%で、1m³当たり1,400kg以上の密度で固定されたものである。アスベストセメントは、屋根板や波板、管、ケーブル管、プランターやガーデンテーブルといった庭園用家具などの外気に晒されている製品に使われている。夏ぞり板や卓球台、ミニゴルフ板などもアスベストセメントで作られている。


非飛散性アスベストは、特に1960年代に、フロア材にも使われた。ビニール・アスベスト・タイル、いわゆるフロア・フレックス・ボードあるいはフレックス・ボードには、約15%のアスベストが含まれている。ここで追加的に起こってくるのは、よく使用された黒茶色のビツメン(天然アスファルト)接着剤が同様にアスベスト含有の可能性があるということである。フロア・フレックス・ボードと並んで、可能であれば、アスベスト含有したビツメン接着層も除去されなくてはならないとすれば、非飛散性アスベスト製品を除去する際に定められた予防措置をさらに越えた特別な予防措置が取られなくてはならない。


アスベストセメントや非飛散性アスベスト製品の場合、製品が使用法に則って使われる限りにおいて、アスベスト繊維の暴露にあって健康が危険に晒されることはない。危険なのは、アスベストセメントを破壊し同時に加工しようとする時の作業方法である。


つまり、アスベスト材に穴を開ける、鋸で引く、研磨する、フライス盤で切削する、折る、あるいは粉々に打ち砕く、といった作業である。このことは、蒸気噴射のような作業にも当てはまる。アスベストセメント製品の加工の際には、不適切な措置を取ると、多量の繊維が暴露されてしまいかねない。アスベストセメント製の屋根は、追加的に負荷を分散させる措置を取らずに、割って砕いたり、落下させたりなどの危険が生じた場合には、人が歩いて通ることは到底不可能である。


今日の不動産の所有者には、アスベストが使われているかもしれない場所がどこかも分かっていない、という問題がたびたび起こっており、その結果、建替や、改築の際にアスベストが暴露されてしまう。多くの人々が、自分を取り巻く環境の中で、アスベストについて多くを認識していないし、アスベスト建材についてのディスカッションは、最終的に禁止されるずっと前からなされなくなっている。


しかし、アスベストについて詳しく知る者だけが、昔も今も非常に危険なこの建材から、身を守ることができるのである。


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飛散性アスベストが使われたドライヤー、非飛散性アスベストセメントで
つくられた卓球台やガーデニング用品。アスベストを混ぜた接着剤。
アスベストは、あまりに身近に多くあり、その暴露に会わず、解体・除去
することを可能にするにはどうしたらよいのか。

それは一つには十分な予算であることが分かっている。20日の勉強会
でも指摘されたことだが、かつてアスベスト製品を作って利益を上げて
きたニチアスが、この解体・除去の分野でも利益を上げている、
ということである。なるほど。

追記
1896年4月9日創業の日本アスベストは1981年ニチアス株式会社に
社名変更した。(Wikipedia より)


| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベスト問題-2 ドイツ連邦環境省HPから
11月20日、私たち「ストップ・ザ・アスベスト西宮」をサポートして
くださっている弁護士の方々が所属している環境法律家連盟主催で
勉強会が開かれた。冒頭、講演された、大阪アスベスト弁護団の
弁護士小林邦子氏は、

「共に闘っていた被害者の方々の訃報が
日々入ってくる。ついこの間、一緒に話していた方々が、亡くなってゆく。
これが、アスベストが、静かな時限爆弾だと言われる所以だ。」

と語っていた。まだまだ知られていないアスベストの恐ろしさを、
多くの人々に知ってほしい。


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どんな製品と建材がアスベストを含有している可能性があるのか
何が特に問題なのか?

禁止される以前、アスベストは長期使用される建造物やその他にも多用されたので、今日でも広い意味での環境、居住環境、住まいの中、さらに家庭用品そのものの中に存在している。そのため、その使われ方に正確に目を向ける必要がある。基本的に、アスベストは、アスベスト繊維の飛散性製品と非飛散性製品とに分けることができる。

飛散性アスベスト

飛散性アスベスト製品とは、最大60%以上の含有率のあるもの。すなわち、1m³あたり1,000kg以下の密度を持つもの。特に問題なのは、吹付けアスベストである。吹付けアスベストの場合、繊維が震動、老化によって簡単に空中に分散されてしまう。濡らした作業では20〜40%を含有するが、乾燥した作業では90%含有する。この吹付けアスベストは、工場建設やその他の大型建築において使用されてきた。特に、基礎的鉄骨構造物を熱や火災から守るために使われた。この吹付けアスベストこそが、改築・再開発で費用が嵩む要因となっている。

しっくい塗り(モルタル塗り)や軽量建築用材(屋根や壁やラジエーター)、電気配線(蓄熱式電気ストーブ、暖房用ボイラー、トースターやヘアードライヤー、アイロンのような家電の内張り)において使われているアスベストも飛散性の可能性がある。蓄熱式電気ストーブの場合、アスベストは絶縁材と火災防止のために使われてきた。特に、1960年代から、ビニールフロア材(クッション・ビニール材)が90%飛散性アスベストから出来ているアスベスト含有板紙を使うようになる。そうなると、当然、様々に異なるフロア材の相違を見分けることが、専門家にとってさえも簡単ではなくなる。クッション・ビニール材は、ひと目見ただけでは、アスベストを含有していないジュート織りフェルト裏面を持った塩ビ系フロア材と見間違えてしまう。


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このビニールフロア材。アスベストが全面禁止された2006年以前の前に
建てられた建築物のほとんどすべてに多用されていることを考えると、
その解体時に、アスベストの暴露から身を守ることが難しい
ことがよく解る。

にもかかわらず、なのか、だからこそ、なのか、私たちが訴訟を起こした、
夙川短大解体では、市役所の職員が検査に入った時点で、すでに、
すべてのフロア材が撤去されていた。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:03 | - | - |
アスベスト問題-1 ドイツ連邦環境省HPから
ドイツでは、アスベスト問題はどのように考えられ、対処されているのか。
気になって、連邦環境省HPへ行ってみたら、参考になる資料があったので、
訳し、少しづつメモすることにした。

参照
http://www.umweltbundesamt.de/themen/gesundheit/umwelteinfluesse-auf-den-menschen/chemische-stoffe/asbest

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アスベスト

ドイツでは1993年に禁止されるまで類を見ないほど多く使われた素材

アスベストとは何か?

化学的に安定している。熱に強く燃えない。弾力性に富み、引っ張り強く、他の素材との結合も良い。1930年来、高層建築の壁、乗り物のパッキングやクラッチ、高温の負荷がかかる、あるいは化学的負荷がかかるガスケットやモールディング・コンパウンドなど、多数の製造物に使われてきた。

なぜアスベストは危険なのか?

アスベストはガンを引き起こす素材である。微細な繊維に分散するため、簡単に吸い込んでしまいやすい。吸い込まれた繊維は、肺に長期間に渡って留まり、組織を刺激し続ける。そのような組織の傷による肺の硬化、即ち石綿肺は1936年にすでに職業病として認識されていた。今日では、アスベスト繊維に高い頻度で晒される職場で、繊維が肺を刺激することによって肺ガン、あるいは繊維が胸膜や腹膜へと移動することによって肺胸膜と腹膜の腫瘍である中皮腫を引き起こすことが分かっている。
潜伏期間は長く、30年に及ぶこともある。1990年代になっても依然として、アスベストに起因する職業病と認定された傷害保険の申請数が、傷害保険申請数全体のかなりの部分を占めていることも、そのせいであると説明がつく。過去数十年、毎年平均3,000件の新たな申請数があり、その中で、1,000件はアスベストに起因する職業病と認められてきた。このテーマについて更に情報が欲しい場合は、インターネットでドイツ法定傷害保険労災防止協会(die Institut für Arbeitsschutz der Deutschen Gesetzlichen Unfallversicherung)HPを参照。

いつどこに、アスベストは含まれていたのか?

1930年来、他の素材に比べ、最も多量に使われてきた素材。1950〜1985年までで4,400,000(4百40万トン)に及び、3,000以上の製品に加工されてきた建材。特に、1960年〜1970年まで東西ドイツにおいてアスベストを含む建材で多数の建造物が建てられた。主としてアスベストセメントが多用された。1993年来、アスベスト及びアスベスト含有製品の製造、流通、使用は禁止となっている。


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日本で全面的に使用禁止となったのは、2006年からである。






| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
アスベストについての勉強会
今週末、西宮市甑岩町の甑岩神社会館において、弁護士の方々主催の
アスベストについての勉強会が開かれます。

少しでも興味のある方は、是非とも勉強会に参加してください。

以下は、私たちの裁判を担当してくださっている弁護士の方から
勉強会についてのメモです。参考になさってください。

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11月20日(日)午前10時〜 
越木岩神社会議室をお借りして
環境問題に取り組む弁護士の集まりである環境法律家連盟で
解体アスベスト問題の現地勉強会をします。

・西宮こしき岩アスベスト裁判からは
代表から提訴までの苦労や裁判への思い
ストップ・ザ・アスベストの取り組みについて
・神園町の自治会長からは
自治会が積極的に関わり、解体をした事例として
夙川中高の解体工事の話
・アスベストの被害を知ろうということで
泉南アスベスト訴訟、建設労働者のアスベスト訴訟を担当されている
小林邦子弁護士からは被害者が直面する困難についての話

など内容は盛りだくさんです。
みなさんにも、交流や勉強をかねてご参加いただき、現場の住民の
声を全国から集まった弁護士(20人ほど)にお伝えいただけたらと
思います。
お時間ご都合のつく方はぜひ、ご参加ください。

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もっともっと勉強会を重ねて、アスベストを知る必要があります。



| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判  第1回口頭弁論を終えて
10月25日、裁判は、第1回口頭弁論を無事終えました。
残念ながら、私は傍聴できませんでしたが、原告の多くが傍聴し、
画像、感想もホームページ上に up されています。

西宮市、解体業者、マンション開発業者、共に、争う姿勢ということです。

是非とも訪問していただいて、読んでいただきたいです。
当日の、代表の意見陳述を読むことができます。

右下のリンクからどうぞ。
| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 03:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
西宮こしき岩アスベスト裁判 第1回口頭弁論のお知らせ 
10月25日 神戸地方裁判所、101号法廷において、午後1:15分より
第1回口頭弁論が行われます。この法廷は、100人の傍聴が可能な法廷と
いうことで、一人でも多くの人々に関心を持っていただきたく、
参加を呼びかけています。事前申し込みは必要ありません。

以下に、呼びかけのメッセージをメモします。

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皆様にお願いです。

私は西宮在住で、この度、身近に起こった夙川短期大学解体工事に際し、
アスベスト飛散の疑いあり、ということで、西宮市と業者に対し
住民が起こした裁判の原告の一人です。
7月末、提訴となり、10月25日第一回目の口頭弁論を迎えます。

この裁判の目的は多々ありますが、主にこのように言えると思います。

★この甑岩町周辺地区には、学校が多く存在し、10ヶ月に渡って
ずさんな管理のもと行われた工事によって、万が一にでも、子どもたちの
将来、中皮腫や肺ガンなどに侵された場合、賠償してもらえるように。

★さらに、この提訴によって、アスベスト含有建築物280万棟が今後解体
されていくに当たり、工事に携わる労働者、近所に住む住民の生命を
守るためにしっかりとした工事への注意喚起を。

是非多くの方々に関心を持っていただくためにも、
10月25日の第一回目の口頭弁論への参加を他の方々へも呼びかけては
いただけないでしょうか。

アスベスト禍は、この10年間ですでに2万人の犠牲者をだしており、
水俣、福島の原発事故、沖縄の辺野古基地問題と並び、現在の
4大環境問題
(雑誌『世界』宮本憲一氏の論文より)と言われます。
潜伏期間が長く、最近、阪神淡路大震災で解体処理作業等に当たった、
作業員5人のアスベストによる犠牲が伝えられました。
勉強すればするほど、アスベストは、実は私たちの身近にある恐ろしい
ものです。

なお私たち住民の裁判については、以下のHPを
立ち上げております。右下の Links からも行けます。
参考までにリンクを貼っておきます。

http://www.stopasbst.com/index.html


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関心を持たれた方は、是非HPを訪問してください。
昨年一年だけで、1500人の方がアスベストが原因で亡くなって
いるのです。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 19:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
ストップ・ザ・アスベスト西宮
ストップ・ザ・アスベスト西宮では、昨日 2016年7月27日、
3年前に10ヶ月にわたって行われた、夙川学院短期大学解体工事の件で、
開発業者、解体業者、および西宮市を提訴いたしました。

西宮こしき岩アスベスト裁判、という名称です。

詳しくは、当ホームページをご覧下さい。

http://www.stopasbst.com/report/report0724u.html

ホームページ上では、当日のテレビ動画も見ることができます。

産経、毎日にも掲載されましたが、以下は神戸新聞の記事です。

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009326939.shtml

私も原告の一人になっています。今後、アスベストが使われた建築物の
大量解体を迎えることになります。アスベストセンターの調べによれば、
ピークは 2040年、総数270万棟にものぼるということです。
特に、学校には大量のアスベストが使われました。古い学校の
解体に際し、子どもたちの健康が危険に晒されることを、なんとしても
防がなければなりません。

西宮こしき岩アスベスト裁判は、すでに終了してしまった解体ですが、
真相を究明し、20年〜30年後に、もし今の子どもたちが発病した時に、
補償が受けられるようにしておきたい、という住民の強い気持から
起こされたものです。

アスベストは過去のことではない。今、そしてこれからのことです。
多くの市民が関心を持たれ、行動を起こすきっかけになれば、
と思っております。

いつも犠牲になるのは、住民、そして作業員、即ち私たち市民なのです。

| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
ストップ・ザ・アスベスト  Stop the Asbestos
アスベストに関心のある方々はもちろん、
現在関心の無い方にも、是非、関心を持っていただきたく、
以下のサイトをリンクします。

事情はサイトにて。

http://www.stopasbst.com/
| Till*eulenspiegel | アスベスト−Asbest | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

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